能登のムラは死なない

個数:
電子版価格
¥1,980
  • 電子版あり

能登のムラは死なない

  • 提携先に26冊在庫がございます。(2025年05月08日 18時23分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 288p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784540241598
  • NDC分類 382.143
  • Cコード C0036

出版社内容情報

2024年1月1日に起きた能登半島地震で、甚大な被害を受けた「ムラ」は復活できるのか?朝日新聞輪島支局で4年を過ごした元記者による、農村再生のための実地レポート。震災前の2011年~2015年にわたり、能登の農山漁村を丹念に訪ね歩いた記事に、震災後の現状の再取材を重ねたレポートで構成。能登の風土、生業(なりわい)、食文化、祭りと信仰、移住者の活躍などについて、震災前後の変化を記録することで、能登のムラの魅力である「逆境でも生きぬく粘り強さとやさしさ」を明らかにする。

【 目次 】
■第1章 山と海の交点
朝市は里山里海のテーマパーク/海女の町は過疎知らず/焼け野原の輪島朝市/漁師町の知恵が生きた避難生活/たった1軒のこった揚浜塩田/マツタケは製塩の副産物/左官のまちも塩づくりから/日本一多彩な海藻食/土砂崩れで9人が犠牲 長期避難を強いられた仁江/珠洲原発をとめた生業と信仰/原発とたたかった理容師はミュージシャンに

■第2章 風土と歴史がはぐくむ絆
船員のムラ、抜群の団結力で集団脱出/ヘリで集団脱出、避難先ホテルでミーティング/間垣がまもる「奇跡のムラ」/「山いけば自由、海くれば自由」/歴史をかきかえた網野善彦の原点「時国家」/ため池管理で団結、限界集落のトップランナー/災害で生きた「総掛かり」精神、「新しい寺」で未来づくり/3粒の球根から花ひらいた能登の桃源郷/全村避難、無人の里でムラの終わりを覚悟

■第3章 半島がはぐくんだ食文化
40年ぶり復活の在来大豆でムラおこし/2次避難せずムラにとどまり「農」を復興/タラの食い残し「いさぶ」/発酵食「いしり」と「なれずし」/猿鬼の意地、無農薬ブルーベリーの里が誕生/里山のそば店、どん底から復活/輪島塗そだてた塗師文化

■第4章 「能登はやさしや」 祭りと信仰の意味
あんちゃんがかえってくる「キリコ祭り」■コラム:信仰をベースに進化するキリコ--藤平朝雄さんにきく/田の神様を自宅で接待 「あえのこと」復活/農耕儀礼と共有田で里づくり 能登町・山口/餅をけなしあう奇祭「いどり祭り」/漁師町は奇祭の宝庫/コラム:祭りがつたえる生活の知恵--西山郷史さんにきく/廃校の音楽会は男女平等の新しい祭り/縄文の盆灯であきらめ克服/母ちゃんの村おこし、次世代の復興活動にバトンタッチ/避難所の菩薩に「能登はやさしや」を実感 藤平朝雄さん

■第5章 里山里海の可能性
先生がつくった小さな里山「ケロンの小さな村」/青年海外協力隊OBが続々「生活の知恵は宝物」/文明生活をすてた中谷なほさん/里山暮らしは祈りとともに Iターン建築家一家の「まるやま組」/集団避難のムラに「百姓」はのこった

内容説明

足かけ4年を輪島支局で暮らした、元新聞記者による現地レポート。農山漁村を訪ね歩き、風土、生業、食文化、祭りと信仰、移住者の活躍など能登半島震災前後の人びとの姿を、丹念に記録する。

目次

第1章 山と海の交点(朝市は里山里海のテーマパーク“2013年/輪島市街”;海女の町は過疎知らず“2013年/輪島市街” ほか)
第2章 風土と歴史がはぐくむ絆(船員のムラ、抜群の団結力で集団脱出“2012年/輪島市門前町・深見と黒島”;ヘリで集団脱出、避難先ホテルでミーティング“2024年/輪島市門前町・深見と黒島” ほか)
第3章 半島がはぐくんだ食文化(40年ぶり復活の在来大豆でムラおこし“2011年/珠洲市・横山と狼煙”;2次避難せずムラにとどまり「農」を復興“2024年/珠洲市・横山と狼煙” ほか)
第4章 「能登はやさしや」祭りと信仰の意味(あんちゃんがかえってくる「キリコ祭り」“2011年、2024年/奥能登一円”;田の神様を自宅で接待「あえのこと」復活“2013年/能登町・国重” ほか)
第5章 里山里海の可能性(先生がつくった小さな里山「ケロンの小さな村」“2013年、2024年/能登町・斉和”;青年海外協力隊OBが続々「生活の知恵は宝物」“2012年/珠洲市など” ほか)

著者等紹介

藤井満[フジイミツル]
1966年、東京都葛飾区生まれ。1990年朝日新聞に入社。静岡・愛媛・京都・大阪・島根・石川・和歌山・富山に勤務し、2020年1月に退社。2011年から2015年まで朝日新聞輪島支局に駐在(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

けんとまん1007

41
能登に限らず、そこに生きる人々の姿をどう捉えるのかが問われていると思った。自然・環境・文化の積み重ね、お互いの思いがそこにある。自分自身が暮らす町内のことを考えることも多く、頷けることが多く書かれている。これからの1日1日のことを考えること、繰り返し考えること、日々の暮らしを大切にしながらも、少しでも何かできないのかと考え形にすること。2025/04/22

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22297705
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品