出版社内容情報
虫がよろこんで訪れる花175種を詳解。園芸種はもちろん、野山や道端の花、作物の花について、訪れる虫の種類と、訪れる虫が好きな花の色、香り、形などがわかる。花蜜の糖度や花粉の量もわかり、季節の蜜源や花粉源にこだわりたい養蜂家にも必携。それぞれを定量データで見やすく掲載し、虫の訪れやすさを花ごとに比べやすい。また、花ごとの名前の由来や花蜜・ハチミツの味など、訪花昆虫を研究しながら趣味で養蜂をしている著者ならではの面白情報も満載。
虫の目線で花を見ることができるようになり、花と虫の奥深い関係に触れられる一冊。
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【 目次 】
はじめに
花の色インデックス
この図鑑を楽しむための基礎知識 花は受粉のために虫を呼ぶ/花を訪れる虫た/虫を呼ぶための花のしくみ/虫が喜ぶ環境づくり
本書の見方
花図鑑
春/夏/秋/冬
受粉を担う昆虫の現状とこれから
食料生産を支える昆虫たち
受粉を担う昆虫たちが直面する危機
花を訪れる昆虫を守るために
花の調べ方
花の形/訪花昆虫/花蜜/花粉/花の香り/花の色/養蜂での評価
いろいろランキング
用語解説
植物名索引
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(著者)
前田太郎(農研機構)
岸茂樹(農研機構)
(コラム協力者)
平岩将良(近畿大学)
(調査協力者)
青島寛子(元農研機構)/岩?宜利子(農研機構)/上原拓也(農研機構)
釘宮聡一(農研機構)/篠原伴子(元農研機構)/霜田政美(東京大学)
日下石碧(農研機構)/橋本育子(元農研機構) /平岩将良(近畿大学)
(本文デザイン)
渡辺亜希(農研機構)
内容説明
花と虫の楽園をめざして―庭や野山、道ばたや作物の花175種を虫の目線でとらえた、本邦初の花図鑑。ハチを中心にした訪れる虫の種類と、訪れやすい花の色、香り、形がわかる。蜜と花粉が多い花もわかる。
目次
花の色インデックス
この図鑑を楽しむための基礎知識
虫がよろこぶ環境づくり
本書の見方
花図鑑
受粉を担う昆虫の現状とこれから
花の調べ方
いろいろランキング
用語解説
植物名索引
著者等紹介
前田太郎[マエダタロウ]
農業・食品産業技術総合研究機構。天敵カブリダニの行動に関する研究で学位取得。その後、天敵昆虫類の行動制御やミツバチ寄生性アカリンダニに関する研究を行ない、現在は野生送粉昆虫と天敵昆虫の保護・利用に関する研究を展開している。20代はじめからニホンミツバチの飼育を趣味とし、ミツバチサミットの実行委員として活動を行なっている。最近は米づくりが楽しい
岸茂樹[キシシゲキ]
農業・食品産業技術総合研究機構。食糞性コガネムシ類の親から子への投資の研究で学位取得。その後、マメゾウムシの繁殖干渉や訪花昆虫のネットワークの研究など、幅広いテーマで研究を続けている。個体の行動が集団の動態にどのように影響するかを問う研究が好き。最近はデータ解析が多いが野外調査にもっと行きたいと思っている。趣味は読書と写真(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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- 和書
- 月の音