シン・オーガニック―土壌・微生物・タネのつながりをとりもどす

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シン・オーガニック―土壌・微生物・タネのつながりをとりもどす

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  • サイズ 46判/ページ数 368p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784540231674
  • NDC分類 615
  • Cコード C0061

出版社内容情報

斎藤幸平氏推薦!
「無農薬、無肥料? 良さそうだけど、無理じゃない?
持続可能性には大事だけど、スピも怪しい。
そんな疑念を持つあなたに捧げる必読の一冊。」

世界の食料需給の逼迫が懸念される一方で、カーボンゼロや生物多様性の保全を達成しなければならない。地球沸騰を回避し、世界飢餓も防ぐ。この二つの難題を同時に解決しなくてはならない――これが食と農をめぐる現代的な状況だ。

こうした前提には世界的にコンセンサスが得られている。しかしそれを実現する手法となるとまさに百花繚乱だ。AIやドローンや人工肉、細胞培養等の先端技術を用いたフードテックがあると同時に、有機農業や自然農法、リジェネラティブ農業などがある。

なぜ化学肥料や農薬を使わなくとも作物は育つのか? なぜ耕さなくてもよいのか? なぜ多様な植物が必要なのか?――有機農業や自然農法にかかわる“そもそも”の問いに、最先端の科学的知見と篤農家の叡智から縦横に語る。

内容説明

世界の食料需給の逼迫が懸念される一方で、カーボンゼロや生物多様性の保全を達成しなければならない。地球沸騰を回避し、世界飢餓も防ぐという二つの難題を同時に解決する―これが食と農をめぐる現代的な課題だ。こうした前提には世界的にコンセンサスが得られているが、それを実現する手法となるとまさに百花繚乱。AIなど先端技術を用いたフードテックがあると同時に、有機農業や自然農法、リジェネラティブ農業などがある。なぜ化学肥料や農薬を使わなくとも作物は育つのか?なぜ不耕起栽培が有効なのか?なぜ生物多様性が重要なのか?―有機農業や自然農法にかかわる“そもそも”の問いに、最先端の科学的知見と篤農家の叡智から縦横に語る。

目次

自然生態系の創発から見えてきた有機農業のメカニズム
第1部 地球史からみた植物と土とのつながり(生命誕生とカーボンと窒素の深いつながり;植物上陸と土ができるまで)
第2部 土からみた動植物の健康(健康であれば作物も家畜も病気にならない;無化学肥料でも農業はできる?;リンは微生物のつながりと資源循環で;健康な土は水を浄化し動物も健康にする)
第3部 進化からみた微生物とタネとのつながり(共生の進化と森林の誕生;大地再生農業とタネのつながり)
過去の篤農家の叡智をいまの目で見なおす

著者等紹介

吉田太郎[ヨシダタロウ]
1961年、東京都生まれ。筑波大学自然学類卒。同大大学院地球科学研究科中退。専攻は地質学。埼玉県、東京都および長野県の農業関係行政職員として勤務。長野県では農業大学校教授(生物学、土壌肥料学演習)のほか、有機農業推進担当職員として有機農業の啓発普及に従事した。定年退職後は晴耕雨読の生活をしつつ、フリージャーナリストとして活動。NPO法人日本有機農業研究会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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takao

2
ふむ2024/12/18

愛の工場長

1
ホロビオント。植物が微生物を認識したうえで、自分の免疫を活性化する他の微生物を動員し、抵抗性を高めている。人間を含めて、どの生物も、それ自身の細胞よりも多くの微生物と共生している。マイクロバイオーム。農業農村の文化を土台に新たなコミュニティを「共創」。各地域で食べ物、エネルギー、福祉、介護、ケアも自給する。その石を各地域で積み直す。知がプライベート化されるのが慣行農業、知が個人に独り占めされず社会によってわかちあわれて文化によって統合されるのが有機農業。タネを介して微生物が循環。生命ー自然こそがホンモノ。2025/01/22

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