出版社内容情報
ニワトリは、草やクズ野菜、クズ米、生ゴミなど、身の回りのタダのものを喜んで食べて、卵を私たちに分けてくれます。そしてニワトリのウンチ(鶏糞)は肥料になり、田畑の作物を育てます。ニワトリがいると、田畑から家庭まで小さい循環のあるくらしが生まれます。体が小さくて、庭先で気軽に飼えるのも魅力です。
本書では農家の雑誌「現代農業」等の記事の中から、庭先でニワトリを飼ってみたい方、今飼っている方に役立つ記事をまとめました。ニワトリが安心して暮らせる小屋のつくり方から、エサの配合の仕方、有精卵の孵化の方法、ヒヨコの育て方、健康チェックのコツ、ニワトリのさばき方、卵や親鶏肉のレシピまで、この一冊でニワトリの飼い方がまるごとわかります。
また、卵を販売する養鶏農家に関心のある方に向けて、先輩農家の記事も収録しました。まったくのゼロから養鶏農家になった方々の体験記、ベテラン養鶏農家のワザなど、自家用飼育でも参考になる貴重な内容です。
内容説明
ニワトリのいる暮らしは、いいことづくし!小屋づくりからエサのやり方、有精卵の孵し方、さばき方、卵の売り方まで、全国の先輩から聞いたとっておきのノウハウが満載!
目次
拝見!ニワトリのいる暮らし
知っておきたい ニワトリのきほん
ニワトリが安心快適な小屋をつくる
ニワトリが元気に育つエサの工夫
卵を孵す、ヒヨコを育てる
ニワトリを病気・害虫から守る
ニワトリを食べる、卵を食べる
卵を売る
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
グイっぽ
4
ニワトリを飼った気になりたくて購入。近所や学校の飼育環境からは楽な印象を持っていたが、初めましてからご馳走様まで網羅された情報を読むに、犬猫より大変だ。オールカラーでないのが残念。最初は庭先養鶏の実例だったのだが、いつの間にか小中規模の養鶏場の例ばかりになり、読者を養鶏に引き摺り込みたい農山漁村文化協会の思惑を感じた。鶏の捌き方には動画にアクセス出来るコードが載っているので、クリスマスシーズンに参考にしたい。2025/12/03
じじちょん
4
『現代農業』で紹介された飼育小屋の建て方が掲載されている。さすが農文協。家畜寄りに個人でニワトリを飼育する方法や市場へ出す方法など事例中心に紹介している。ネズミの生態を深堀しているところがさすが。鶏の締め方・捌き方もフルカラーで載せているのでとても分かりやすい。家畜の届け出や鳥インフルへの注意点も書いてあると良かった。2025/05/29




