出版社内容情報
有機給食(オーガニック給食)が全国的な盛り上がりを見せている。農水省も「みどりの食料システム戦略」のオーガニックビレッジ事業に「有機食材をつかった給食と食育」の支援を位置づけている。本書では地場産給食との関係を含めて有機給食のもつ意味をわかりやすく整理。有機給食に早くから取り組んできたところと比較的新しいところ合わせて10事例を紹介。有機給食をすすめる上で、何からはじめて、どのようにハードルを乗りこえていくか、Q&Aでわかりやすく解説した。有機給食にこれから取り組もうとする人の格好のガイドブック。
【目次】
1章 有機給食が地域を元気にする。
2章 有機給食の現在・過去・未来。
3章 Q&A 実現への高いハードルをどう越える。
4章 有機給食を支える人・求める人。
内容説明
いま有機給食(オーガニック給食)に注目が集まっている。有機給食はなぜ地域を元気にするのか。全国10ヵ所の先進事例に学びつつ、何からはじめて、どうハードルを乗りこえていくか、Q&Aでわかりやすく解説する。
目次
1 なぜ有機給食に注目するのか―有機給灯が地域を元気にする(有機給食が持つ可能性;有機給食とは ほか)
2 有機給食の現在・過去・未来―こんなふうに動いている・動いてきた(比較的新しいところ;長い伝統のあるところ)
3 実現へのハードルをどう越える―現場からの16の問いに答える(組織づくり;生産と流通 ほか)
4 有機給食を支える人・求める人―育てる、運ぶ、つくる、食べる(地域農業と学校給食をどうつなぐのか―東京都小平市の事例から 小口広太(千葉商科大学)
「いちばんおいしい素敵な村」の給食を支えて 富永由三子(長野県中川村地産地消コーディネーター) ほか)
著者等紹介
〓理恵子[ツルリエコ]
専修大学人間科学部教授。1962年、福岡県生まれ。甲南女子大学文学研究科博士後期課程満期退学。博士(社会学)。吉備国際大学准教授、跡見学園女子大学教授などを経て現職。日本村落研究学会会員。グローバル化の深化のもと、「食と農」「家族」をキーワードに農村と都市の関係性について、フィールドワークを通して社会学・民俗学の観点から研究している
谷口吉光[タニグチヨシミツ]
秋田県立大学地域連携・研究推進センター教授。1956年、東京都生まれ。上智大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学。博士(農学)。専門は環境社会学、有機農業研究、食と農の社会学。秋田を拠点に、農・食・環境に関わる幅広い問題について地域の人々と問題解決に取り組んできた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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