内容説明
草刈り、ため池や用水路の管理、集落営農、地域運営組織、起業・継業などなど…。いま、地域のさまざまな場面で「くらし」と「しごと」を引き継ぐ人材が切実に求められている。本書は「地域で人が育つエコシステム(生態系)をどうつくるか」という新しい視点に立ち、9つの先進事例を分析。地域の仕組みを変えたそれぞれの手法(メソッド)を浮かび上がらせる。
目次
1 「しごと」づくりと人材育成(次世代育成と人材プール;起業家育成と地域密着型スクール;起業連鎖と行政イニシアティブ;なりわいの継承と支援リレー)
2 「くらし」づくりと人材育成(ため池管理と役割リデザイン;草刈り作業とスピンオフチーム;集落営農継承と登用デザイン;地域運営組織とモチベーション・デザイン;街並み継承と人材パイプライン)
3 「活力」づくりと人材育成(地域再生と人材育成エコシステム)
著者等紹介
中塚雅也[ナカツカマサヤ]
神戸大学大学院農学研究科教授。1973年生まれ。(財)丹波の森協会等にて地域づくり実務に携わりながら、2004年、神戸大学大学院自然科学研究科博士後期課程修了、博士(学術)。神戸大学助教、准教授を経て、2021年より現職。農学研究科地域連携センターを総括
山浦陽一[ヤマウラヨウイチ]
大分大学経済学部准教授。1979年生まれ。2007年東京大学大学院農学生命科学研究科博士課程修了、博士(農学)。(財)日本農業研究所研究員を経て2009年より現職。2019年から地域運営組織の中間支援を行う(一社)コミュニティサポートおおいた理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
-
- 和書
- 高校用ベストコーチ地理