「大地の再生」実践マニュアル―空気と水の浸透循環を回復する

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「大地の再生」実践マニュアル―空気と水の浸透循環を回復する

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  • サイズ A4変判/ページ数 144p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784540212390
  • NDC分類 629.1
  • Cコード C2076

出版社内容情報

「空気が動かないと水は動かない」――独自の自然認識をもとに提唱する新たな「土・木」施工。その手法を、ふんだんなイラストと写真でわかりやすく解説。身近な農地、庭先、里地・里山から始める環境再生技術。

【目次】
プロローグ――屋久島/大地の再生講座にて
1章 「大地の再生」とは? 総則――空気視点を取り戻す
1 疲弊する大地のサイン
2 現代土木・エネルギー革命という負の側面
3 その再生・解決法、希望はある、回復は早い!植物を味方に、7つの再生手法
①風の草刈り――基本は高刈り、地ぎわ切りは一部だけ/②風の剪定――自然樹形に戻す、風通しのために切る/③小さな水切りが与える変化――表層5㎝の水脈と空気流/④水脈溝と点穴――荒療治にはコルゲート管を/⑤抵抗柵と植栽土木――荒れた里山は有機資材の宝庫/⑥沢や水路の再創造――流路をつくり泥アクを流す/⑦仕上げはグランドカバー――炭の効用と枝葉のフィルター
4 全体の俯瞰――ミクロの「脈」とマクロの「流域」
5 小さな庭先から、新たな「土・木」施工へ
2章 技術各論――計画(見立て)から各施工法まで
2-1 準備編、デスクワーク・現地踏査
2-2 資材調達
2-3 地上部の作業――風の草刈り
1)風の流れをつくるために、草を刈る/2)草を味方にする高刈り・撫で刈り/3)道具/4)風の抜け道をつくり、ブロック・カマボコ状に/5)刈り払い機の使い方/6)ツル植物、ススキ/7)その他のアドバイス
2-4 地上部の作業――風の剪定
1)「風の剪定」の道具と使い方/2)低灌木の風の剪定/3)落とした枝葉の処理/4)その他、剪定のアドバイス/5)樹木の伐採法/6)伐採枝、物の置き方
2-5 地面・地中の作業――水切り
1)表層の水切り(移植ゴテを使って)/2)大きな水切り(クワを使って)
2-6 地面・地中の作業――通気浸透水脈と点穴
1)通気浸透水脈、配置の考え方/2)溝の掘り方(重機の場合)/3)溝の掘り方(手作業の場合)/4)有機資材の入れ方/5)コルゲート管を入れる場合/6)埋め戻し、整地/7)点穴/8)水脈のメンテナンス/9)さまざまな施工のバリエーション
2-7 地面・地中の作業――抵抗柵、道の補修
1)抵抗柵(杭の打ち方)/2)角材と金具による抵抗柵/3)農道の補修と水切り
2-8 グランドカバーと有機アスファルト
2-9 里山・農地の再生
2-10 沢、水路、溜め池の再生
2-11 ほうきとブロワーの仕上げ、物の置き方
3章 各地の事例から――田畑・農道・崩壊斜面・庭
1 山梨/上野原実験農場
2 京都府南山城村/リンダ邸
3 Gomyo倶楽部/大内邸
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内容説明

「空気が動かないと水は動かない」―独自の自然観察をもとに提唱する新たな「土・木」施工、環境再生の技術「大地の再生」。杜の造園技師・矢野智徳が長年にわたり培ってきたその思想と技を、実践派イラストレーター・大内正伸のふんだんなイラストと写真で解説。…小さな庭先や身近な農地、里地・里山から始める「大地の再生」。環境再生を‘アウトドア’する本。

目次

プロローグ―屋久島/大地の再生講座にて
1章 「大地の再生」とは? 総則―空気視点を取り戻す(疲弊する大地のサイン;現代土木・エネルギー革命という負の側面;その再生・解決法、希望はある、回復は早い!;全体の俯瞰―ミクロの「脈」とマクロの「流域」;小さな庭先から、新たな「土・木」施工へ)
2章 技術各論―計画(見立て)から各施工法まで(準備編、デスクワーク・現地踏査;資材調達;地上部の作業―風の草刈り;地上部の作業―風の剪定 ;地面・地中の作業―水切り;地面・地中の作業―通気浸透水脈と点穴;地面・地中の作業―抵抗柵、道の補修;グランドカバーと有機アスファルト;里山・農地の再生;沢、水路、溜め池の再生;ほうきとブロワーの仕上げ、物の置き方)
3章 各地の事例から―田畑・農道・崩壊斜面・庭(山梨/上野原実験農場;京都府南山城村/リンダ邸;Gomyo倶楽部/大内邸)

著者等紹介

矢野智徳[ヤノトモノリ]
1956年福岡県北九州市生まれ。東京都立大理学部地理学科卒。合同会社「杜の学校」代表。1984年、造園業で独立。環境再生の手法を確立し「大地の再生」講座を全国で展開しながら普及と指導を続けている。クライアントは個人邸や企業敷地ほか、数年にわたる社寺敷地の施業も数多い。近年の活動では宮城県仙台市の高木移植プロジェクト(宗教法人「神慈秀明教会」移転にともなう造園施業)、福島県三春町「福聚寺」、神奈川県鎌倉市「東慶寺」等。災害調査と支援プロジェクトとして福岡県朝倉市、広島県呉市、愛媛県宇和島市、岡山県倉敷市、宮城県丸森町、千葉県市原市などに関わる。拠点となる山梨県上野原市に自然農の実践農場のほか、座学や宿泊できる施設に、全国からライセンス取得や施業を学びに有志が集う。2020年「大地の再生 技術研究所」設立。2022年、ドキュメンタリー映画『杜人/環境再生医 矢野智徳の挑戦』上映開始。第46回山崎記念農業賞受賞

大内正伸[オオウチマサノブ]
1959年茨城県水戸市生まれ。日本大学工学部土木科卒。1983年、イラストレーターとして独立。1986年『山と溪谷』誌でデビュー。主に出版関係のイラスト・文筆に携わる。東京西多摩の森林ボランティアを機会に林業に関わり技術書を著す。2004年より群馬県で山暮らしを始める。2011年、香川県高松市に転居。棚田・溜め池・里山再生の「Gomyo倶楽部」代表。2020年、自邸の敷地で「大地の再生講座」を開催する。囲炉裏づくり等のワークショップや講演も多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Aya Murakami

64
リアル書店購入本。 池の水が濁っていて、木の枝が水面に垂れている…。よく見る光景ですね。土の中の空気と水の流れが悪くなっているそうな…。 普段使っているアスファルトの道路がここまで土地にダメージを与えているということにショック。2024/02/12

奈良 楓

17
【良かった】山林メンテのボランティアに参加し始めたので読んでみました。内容の是非はわかりませんが、一つの流派、と捉えるのがいいのでしょう。水の風の自然な流れを作るのは意識したいと思います。2024/01/13

ベランダ

8
□放棄田畑の再生はほどほどの保湿を保つこと。刈り過ぎると風が通り過ぎて植物が暴れだす。□放棄畑はまず腰の高さに刈り、風の草刈り□ヤブは全刈りせず、ケモノ道で風穴を□剪定枝、落ち葉、刈り草を燃えるゴミに出すのが普通になっているが、地域で循環させる仕組みを取り戻したい。□昔の日本は結でこれら有機物を循環させ生活に生かすスキルが地域の誰でも身につけることができた。□屋久島でさえ周回道路とトロッコ道によって傷んでいる□高名な林業家の見立てでも間伐と鹿駆除となるそれが一般的だが、実は水と風の流れで回復していくもの。2023/09/01

skr-shower

3
他地区図書館本。土の表面だけ見えていても空気は循環しないのか。見栄えより実を取らないと。2023/03/25

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