それでも「ふるさと」 あの日から10年<br> 福島に生きる凛ちゃんの10年―家や学校や村もいっぱい変わったけれど

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それでも「ふるさと」 あの日から10年
福島に生きる凛ちゃんの10年―家や学校や村もいっぱい変わったけれど

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  • サイズ A4判/ページ数 32p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784540201691
  • NDC分類 E
  • Cコード C8736

出版社内容情報

幼い時に生まれ育った飯舘村を追われた凜ちゃんは、小学校は避難先の仮設住宅から隣町のプレハブ仮設校舎へ通い始め、その後も転居・転校を重ねて卒業…、今なお続く原発災害の現実を子どもたちたちを通して伝える。

内容説明

春になるとミズバショウが咲く山あいの集落、比曽集落は福島県飯舘村の南の方にあります。そこには、美しい田んぼや牧草地が広がり、防風林のある家が点々と並んでいました。この比曽集落に、200年以上も前の江戸時代から続く一家が住んでいました。一家の祖先が、明治時代に旅館を営むために建てたという家で、凛ちゃんは生まれました。その大きな家で、凛ちゃん親子、おばあちゃん、おじいちゃん、ひいおじいちゃん…と、四世代11人がいつしょに暮らしていました。そんな歴史と思い出の残る家と比曽の集落を、家族全員が追われることになりました。2011年3月、東日本大震災で原発が爆発し、危険な放射性物質が風で運ばれてきたのです。生まれ育った家を追われた家族は、離ればなれになって避難を重ね、凛ちゃんは、お家や学校を何度も何度も変わらなければならなくなりました。そして、家のまわりや集落の光景も大きく変わっていきました。

著者等紹介

豊田直巳[トヨダナオミ]
フォトジャーナリスト。1956年、静岡県に生まれる。日本ビジュアルジャーナリスト協会(JVJA)会員。長年にわたり、イラクやパレスチナなどの紛争地で取材を続けるとともに、アジア各地の内紛・内戦などの「見えない戦争」を取材・報告してきた。また、児童労働や貧困問題など制度的な差別構造にもカメラを向けてきた。劣化ウラン弾問題やチェルノブイリの取材経験をもとに、東日本大震災後は福島を中心に取材活動を継続し、映画製作にも取り組む。『それでも「ふるさと」全3巻』(農文協)で第66回産経児童出版文化賞“大賞”受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 

12
『おすすめ!日本の子どもの本 2022』JBBY選 で紹介されているノンフィクション。 飯館村で生まれ3歳で東日本大震災にみまわれた凛ちゃん。仮設住宅に住み、仮設の幼稚園や小学校に通い、定期的に甲状腺検査を受け生きている。避難指示が解除された2017年、ふるさとに戻り新しい学校で卒業を迎える…。 【多様性を理解するー困難とともに生きる】2023/05/02

てぃうり

5
幸せに暮らす人々の生活を一瞬にして奪った放射能。凜ちゃんが、福島の人々が安心して暮らせるよう国の力を望む。2021/08/04

ちかこ

2
この10年で、凛ちゃんは妹弟も増えてお姉ちゃんになり、4世代が住んでいた家はなくなってしまった。あんなことがなければという想いと、でもこれからみんな幸せに暮らしてほしいという気持ちを持った。2021/08/02

NOYUKI

1
胸が、痛い。哀しくて苦しくて。ただ、無事に、幸せにと祈ることしかできない。2021/07/17

たくさん

1
私たちと同じような日常も、不便や思いや束縛とともに枷があって生きているのが普通というのは切ないなと思う。2021/06/19

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