出版社内容情報
ちらしずし、巻きずし、にぎりずし、葉っぱのすし、押しずし、姿ずしなど、土地のおいしいものをのせたり混ぜたりしたすし80品
目次
ちらしずし・ばらずし
巻きずし・いなりずし
にぎりずし
葉のすし
押しずし・箱ずし
姿ずし
「伝え継ぐ日本の家庭料理」読み方案内
調理科学の目1 多様なすしとその地域性
調理科学の目2 すし飯の好みに見える地方性
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よこたん
38
混ぜ込んだり、くるりと巻いたり、握ったり、葉っぱで包んだり、型でギュッと押したりなど、おすしと言っても様々だ。なれずしのように酢飯でないおすしだってある。山里の幸、海の幸、地域の産物を使った、ふるさとの自慢の味。北海道や東北のおすしがあまり目につかないのは、ハレの日はおすしよりも餅の出番が多かったからとの意見に頷く。大阪でおすしの盛合せに必ずいたバッテラ。押しずしはご飯が詰まってるから、すぐお腹が膨れる。家で作るばらずしには鮮やかな紅ショウガが欠かせない。奈良と和歌山の柿の産地では、柿の葉ずしが盛んだ。2024/05/05
遠い日
4
「全集 伝え継ぐ日本の家庭料理」。料理本ですが、写真集のように楽しみました。日本各地のご当地寿司。わたしの田舎の寿司も掲載されている。携行食の一面も持つ寿司だが、やっぱりハレの日の食べ物としてだいじにされている印象。ちらし寿司、巻き寿司、握り寿司、葉の寿司、押し寿司、姿寿司(魚の寿司)など。2021/11/23