出版社内容情報
こうじ菌のくらしぶり、和食との関わり、こうじを自分でつくる方法、他の菌と連携しながらうまみや香りを生み出す様子など。
北垣浩志[キタガキヒロシ]
監修
早川純子[ハヤカワジュンコ]
イラスト
目次
カビが食べものをつくる?
コメとダイズと沖縄の名前をもつ菌
古くから育てられてきた日本の菌
カビに「うまみ」をつくらせる
こうじ菌のくらしとふえ方
酵素で分解して、栄養にする
菌が生みだすしょうゆの香りのハーモニー
ほかの菌と力をあわせてつくりだす
酵母と手をとりあって助けあう
選ばれ、育てられてきたエリート菌
菌株には、いろんな個性がある
米こうじのつくり方
甘酒をつくってみよう
みそもつくってみよう
おいしいものは、健康にいい
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
千穂
25
毎日お世話になっている調味料の味噌、醤油、酢、みりんと日本食と麹菌は切っても切れない関係。こうじ菌についてわかりやすく説明された絵本です。2020/11/05
遠い日
15
日本人なら毎日お世話になっている麹菌。麹菌と日本人との関わりもよくわかる。今や、人の体に対する機能から、発酵食品の人気は衰えるところを知らないが、日本独特の「カビ」、麹菌のすばらしさは格別のような気がする。ありがたや。2018/05/18
やま
8
1000年以上前から、日本人と暮らしてきたこうじ菌。お酒や味噌などを美味しく発酵してくれる菌ですが、人間に大事にされすぎて、野生では生きられないとは驚きです。菌たちが食べ物をさらに美味しくしてくれるおかげで、毎日美味しい物が食べられてありがたいです。2019/08/19
MOCCO
7
絵本。ついつい惹かれて読んでしまったー(笑) 日本酒、みそ、しょうゆづくりに使われる有名なこうじ菌は「アスペルギルス・オリゼ」さんというお名前だそうです。デンプンは多いが、糖分が少ない穀物から酒をつくるには、糖化が必要なため、こうじ菌が活躍する、って。2018/05/27
takao
1
☆こうじ、甘酒、みそをつくってみよう。粉末こうじは必要。 2019/08/13