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出版社内容情報
権力に従順な中央紙VS批判力を失わない地方紙。その地方紙の見識の実態を現場記者が報告。「なぜ地方紙の時代か」を識者が分析。
農文協[ノウブンキョウ]
目次
1 いま、なぜ地方紙なのか(地方紙のゆくえ;地方紙の連帯でジャーナリズムの危機を乗り越える;地域の崩壊を食い止めるジャーナリズム;国民の総意は地方紙にこそあらわれる;批評の眼 ポスト真実ではなく、あるべき報道のために)
2 地方紙が訴える時代の争点(改憲 お試し改憲など言語道断 憲法を国家権力に委ねてはならぬ;改憲 地域の一人を守ることが世界を変える 差別・排外主義と地続きの国家主義を撃つ;安全保障 「ポスト真実」の時代のネット報道を構築 沖縄の米軍基地問題への誤解・デマを解く;震災復興 東北から「違和感」を発信する;震災復興 東日本大震災・被災地の人口急減の実態を報告人口減少に適応した適少社会を構想;原発 放射性物質に苦悩する農林漁業者の声を届ける 被災地の姿が忘れられないために;TPP TPPから農業を守ると言い切れるのか 地域社会の切実な目線から発信;TPP 国民の理解を置き去りにするTPP交渉 「小さな」農業を守ってこそ地域が成り立つ;TPP ゼニカネの話が全てになってはいないか?TPPは都市部を含めたみんなの問題;地方創生 「地方消滅」の現実を問う)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
壱萬参仟縁
34
金子勝教授によると、アベノミクスは地域を疲弊させるという(37頁~)。商店街も郊外団地も中山間地も、櫛の歯が抜けるように空き地、空き家になっていくと、ある時点で町全体・村全体が崩壊してしまうだろう(40頁上段)。福井新聞社の北島三男氏によると、「解釈・お試し改憲」は立憲主義の否定(60頁下段~)とある。御意。立憲民主党の結党は重要。国家権力の恣意的行為に歯止めをかける「立憲主義」の否定につながるものだ(61頁上段)。われわれはいま一度、国民生活や国家・国政の基礎をなす憲法の精神である「立憲主義」と向き合う2017/11/29
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