出版社内容情報
植物病理学の歴史、植物の病気とはなにか、病原体の種類や特徴、さまざまな植物の病気、同定や診断の方法、防除の考え方や方法、分子生物学的な観点からゲノム解析や植物の病害抵抗性の分子機構まで、植物病理学の基礎としてわかりやすく解説。さらに、植物病理学が社会にはたす役割についても理解できるように努めた、植物病理学の入門書。大学、専門学校、大学校やなど初めて植物病理学を学ぼうとする学生をはじめ、農家や指導者、農業や農業関連産業に携わる方々が、植物の病気を基礎から学ぶための必携書。
目次
第1章 植物の病気と植物病理学
第2章 植物はどのように病気になるのか
第3章 植物の病原体と特徴
第4章 さまざまな植物の病気
第5章 病原体の同定
第6章 病害の防除
第7章 ゲノム解析と植物病理学
終章 植物病理学の今後の課題