出版社内容情報
肥料や農薬、耕うんをやめたら…、五つの角度から迫る極意と実際。導入の勘どころや継続のコツ、科学的な視点も含め丸ごと解説。
農文協[ノウブンキョウ]
内容説明
(1)肥料をやめたら?(2)農薬をやめたら?(3)耕やすのをやめたら?(4)草を残し活かしたら?(5)タネを買うのをやめたら?…五つの角度から迫る「自然農法」の極意と実際。導入の勘どころや継続させるコツ、科学的な視点も含め、丸ごと解説。
目次
1 肥料をやめたら…(「無肥料栽培」が成り立つのはどうしてか;無肥料栽培の現場より ほか)
2 農薬をやめたら…(メヒシバを物差しにジャガイモの無農薬栽培;無農薬を実現するクズ麦マルチとコンパニオンプランツ ほか)
3 草を活かしたら…(重粘土畑の草は宝物だった;雑草のおかげで無農薬野菜二・六ha ほか)
4 耕すのをやめたら…(不耕起畑の土は緑肥・雑草草生だけで肥えていく;六年連続不耕起トマトの畑は水はけよし、根張りよし ほか)
5 タネを買うのをやめたら…(タネは自家採種を繰り返すほど力を発揮する;究極の無農薬には自家ダネがいちばん! ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さっちも
13
自然農法とはざっくり言えば、肥料を与えない、農薬を使用しない、耕さない、種を買わない(採れた野菜の種を再利用)農業。近代農業は、単一品種を植え続けるから、ある種の栄養が枯渇していく、だから人為的に栄養を補給しなければ育たないだろうというスタンスだ。だけど、自然農はもともとある土地の循環システムで十分農業が成り立つというスタンス。科学的には説明できないが成り立っている事例がいくつもあり。ここでも紹介されている。種は何世代も植え続けることで土地にあっていき。土地の状態を見極め、それにあった作物を作付することで2022/06/16
aisapia
11
やり方本ではなく、農家さんの経験談がぎっしり載っている1冊でした。 自然農法はやっぱり素敵だなと思えた。家庭菜園のため農薬は使ったことがないので、土の回復を待たずにうまくいくかしら…と勝手に期待です 笑2022/07/10
かさご
0
実例がたくさん載っている2018/03/28