内容説明
TPP大筋合意を始めとする農業・農協潰しを排し、農業者が主体的に地域農業の持続性を確保し世代継承していくにはどのような「システム」が必要か、農業地帯別、経営類型別に全国48の事例を通じてそれを探る。
目次
地域農業への視角(地域農業;持続システム)
第1章 集落営農(法人)(西日本における集落営農法人;福井・長野 ほか)
第2章 東日本大震災被災地農業(仙台市(仙台市農協ほか)
石巻市・東松島市(いしのまき農協ほか) ほか)
第3章 中山間地域農業―下伊那地域(広域的展開;地域の独自展開 ほか)
第4章 都市農業(横浜市‐D1 横浜市―十日市場農業専用地区;京都市‐D2 京都府大原村―農振・農用地区域への挑戦 ほか)
著者等紹介
田代洋一[タシロヨウイチ]
1943年千葉県生まれ。横浜国立大学名誉教授。1966年東京教育大学文学部卒業、農水省入省。林野庁、農業総合研究所、横浜国立大学経済学部教授、大妻女子大学社会情報学部教授を経て現職。博士(経済学、京都大学)。専門は農業政策(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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