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れきし
しゅるい
そだち
しくみ
さいばい
りよう
著者等紹介
田中浩[タナカヒロシ]
1959年神奈川県生まれ。1987年東京大学農学部林学科卒業。同年農林水産省入省、(独)森林総合研究所森林環境部主任研究官、森林植生研究領域チーム長、九州支所チーム長(暖帯林育成担当)、森林植生研究領域長、研究コーディネータを経て、2015年に退職。現在(研)森林総合研究所理事(研究担当)。農学博士
むらいゆうこ[ムライユウコ]
1975年東京都生まれ。1997年筑波大学芸術専門学群卒業。1999年東京学芸大学大学院美術教育専攻日本画研究科修了。春季創画展入選。銅版画やテンペラ画も学び、枠にとらわれない自由な感覚の日本画を制作している。ギャラリーHANA下北沢、T‐BOXなど日本各地の画廊で個展やグループ展を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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遠い日
8
カエデ(モミジ)の図鑑的な絵本。写真と絵で解説するのでわかりやすい。赤ちゃんの手のような葉っぱしか知らなかったけれど、葉の形はさまざま。風に乗るプロペラのような果実はユーモラスで好き。春の早緑も秋の紅葉も美しく絵になるカエデ。わたしのなかでは季節を感じさせてくれる木。2016/06/19
やま
1
このシリーズは写真が多く、分かりやすい。結構情報も多くまとめられています。写真をながめて楽しく、読んで楽しい1冊。カエデ(モミジ)という身近な樹木もいろいろあって楽しい。2018/04/17
ワタナベ読書愛
0
2016年刊行。薄暗い場所でもじっと耐えてチャンスが巡ってくるまで待っている健気な木。江戸時代に栽培品種が増え、いろんな形を楽しめる葉。もみじの葉っぱと言えども、もみじ仲間にはギザギザがついていない丸いヤツも居る。和歌や庭園などの優雅な印象とは裏腹に、氷河期を乗り越えて、世界中に仲間を増やし、かなり大きなグループで地上に縄張りを張っている逞しい面もあり。身近な植物だが、知らないことだらけ。知れば知るほど、魅力がいっぱい。見えている部分が全てではない。意外な側面を知ると、ぐっと気持ちが近づく。好きになった2022/12/11