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これから
著者等紹介
福田健二[フクダケンジ]
1964年東京都生まれ。1988年東京大学大学院農学系研究科修士課程修了。現在、東京大学大学院新領域創成科学研究科教授。農学博士
深津真也[フカツシンヤ]
1957年愛知県生まれ。1984年日本グラフィック展特選。1987年日本グラフィック展年間作家賞。1995年「the Wings of Peace」IN MEMORY OF HIROSHIMA AND NAGASAKI Clarion Books,New York参加。1998年長野パラリンピック公式ポスター。2005年「TIME」誌にイラスト掲載。『クーリエ・ジャポン』創刊号・表紙。日本ぎぼうし協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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遠い日
8
絵本ながら写真を多用し、図鑑の趣。絵のページは深津真也さん。マツの木は日本らしい風景をもたらす印象だが、昨今は松食い虫による被害が多発、立ち枯れたマツを見ることも多い。お正月の門松を始めとし、青々とした葉の色を愛でて、命の象徴のように言われるだけに問題だ。菌根菌との共生など、知らない生態が興味深い。松脂、マツ材、盆栽など暮らしのなかにうまく取り入れられてきた木。2016/06/19
やま
1
マツは日本の風景の一つですね。松枯れでかなりの数が減ってきていますが、復活してほしいですね。共生しているマツタケもね。2016/11/01
ケロたん
1
子供向けか?結構、専門的な事が書いてます。2016/05/23
ワタナベ読書愛
0
2016年刊行。いろいろな種類の松、松の葉や実、枝や根などのしくみ、他の植物との関係、人間との関わりなどを写真をふんだんに使って紹介。古典芸能の舞台の松や、砂の害を防ぐために海岸に植えられた松、燃料や優秀な素材として使われる松の成分など、素晴らしい働きがあり、おどろくばかり。美しいマツカサや、葉の様子は、宇宙の法則を思わせて神秘的。最近、松葉を使った健康法を始めたので松には特別に親しみがあるが、こんなにいろんなことができる木だとわかって更に松が好きになった。偉大な植物だ。神様が降り立つとされただけある。2022/10/16