目次
第1章 山村の子どもと都会の子ども
第2章 体験活動の「場」を探し求めて―「体験材」という活動概念
第3章 短期体験活動から長期体験活動(山村留学)へ
第4章 山村留学で子どもと親はどう変わるのか
第5章 山村留学で留学先の農家と学校はどう変わるのか
第6章 山村留学を始めませんか―自治体の地域振興担当者へ
第7章 山村留学の指導について
著者等紹介
青木孝安[アオキタカヤス]
1930年、長野県に生まれる。長野師範学校を卒業(現信州大学教育学部)。公立中学校、公立小学校を経て、1972年、財団法人育てる会を設立。以降、青少年の自然体験活動を全国各地で実施。1976年、山村留学を創設し、全国に波及する嚆矢となる。東京都武蔵野市のセカンドスクール委員として基本計画作成に協力。旭日双光章受賞、文部大臣奨励賞など各種の賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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壱萬参仟縁
33
育てる会が、1976年、八坂村(現大町市八坂)で始めたのが最初の山村留学(1頁上段)。集落社会の意識変革にも寄与することが分かってきた(3頁上段)。この活動の地道な成果と言える。私も3年前位にヒアリングしたことがある。物語の真の意味を解説、説明できる力は、知識の陰に潜む体験認識にある(17頁下段)。箱膳は固い食物の味を、噛みしめて味わうことを教えてくれる食事道具(77頁下段)。好きだから食べる⇒生きるために食べる(78頁下段)ことを教えてくれる山村留学。これは食品ロスを減らす基本ではないか。2016/05/18
私的読書メモ3328
1
山村留学の創始者による、その歴史と目的・意義・効果などのまとめ。著者の情熱、信念、実行力に強い敬意を覚えました。2016/04/01
宮野準也
0
地に足着いた教育2016/08/01
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- 和書
- こぐまのブルン きがえ