田園回帰の過去・現在・未来―移住者と創る新しい農山村

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田園回帰の過去・現在・未来―移住者と創る新しい農山村

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  • サイズ A5判/ページ数 227p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784540142451
  • NDC分類 601.1
  • Cコード C0336

内容説明

農山村への移住にはさまざまなハードルがある。たとえば、仕事、地域とのつきあい、住まい…。40年近い移住受け入れの歴史をもち、移住者が人口の40%を超える「先発」地域・和歌山県那智勝浦町色川地区はこれらの課題にどう向き合ってきたのか。移住時期や目的の異なる全国各地の10名の移住者はどう対処してきたのか。移住者と受け入れる農山村の双方の視点から、田園回帰の過去を振り返り、現状を確かめ、未来を展望する。

目次

序 田園回帰の概況と論点―何を問題とするか
1 先発地域に見る田園回帰―那智勝浦町色川地区の全体像(移住者受け入れ40年の歴史;移住者は地域の担い手になり得るか―色川への初期移住者の目から;座談会 地域に移り住む/迎え入れるとはどういうことか)
2 田園回帰のWhyとHow―背景とプロセスから読み解く(農山村への移住の歴史;10人の移住者たち―田園回帰の多様性を読み解く)
3 田園回帰の課題を超える(田園回帰の入口;田園回帰のハードルを下げる;田園回帰で人と地域が持続する)
4 田園回帰の論点・戦略・展望―新しい社会への窓口(田園回帰における多様な論点;田園回帰の戦略と展望)

著者等紹介

小田切徳美[オダギリトクミ]
明治大学農学部食料環境政策学科教授。1959年、神奈川県生まれ。専門は農業経済学・農村地域政策論。東京大学大学院農学生命科学研究科単位取得退学。博士(農学)。農山村再生のあり方を、集落レベルから国政レベルまで幅広く研究

筒井一伸[ツツイカズノブ]
鳥取大学地域学部地域政策学科准教授。1974年、佐賀県生まれ・東京都育ち。専門は農村地理学・地域経済論。大阪市立大学大学院文学研究科修了。博士(文学)。都市と農山村の地域間関係のあり方を研究。最近では移住者の「継業」を提唱している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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壱萬参仟縁

31
那智勝浦町色川地区の人口ピラミッドはかなり歪(27頁)。一番不安な年齢層は20代後半に思われる。読むにつれて、グリーンツーリズムという滞在と体験から、移住へのスムーズな移行期に入る段階にいないと地域がもたないということが痛いほどわかる。要するに、体験⇒移住を決意する要因がポイントとなる。この移行の波に乗れる人や地域が生き残れるのではないか? 受け身で政策に振り回されるのか、原点回帰で再スタートを切るのか、の分岐点にいるという(51頁)指摘は御意。2016/05/13

虎ボルタ

2
まとめ方が超上手い。色んな人生が覗けます。話が具体的でとても良かった。2016/05/05

Naohiro Hirata

1
著者の一部の方から色々なことを教わってきたこともあり、本書に書かれている「移住者と作る地域」像は非常にしっくりくる。色川地区の事例は全国的にも有名であるが、ここに至るまでの長い葛藤の歴史もよくわかり、改めて移住者との地域づくりは長期スパンで取り組まねばならないと思わされる。大学の研究室の先輩である春原さんが元気でやっていることが、本で知れたのはとても良かった。2018/09/26

Moloko

0
いわゆるIターン者が移住して地域に定着するまでの、受け入れる農村コミュニティとの葛藤や協調の模索などの様々なケースを分析したものと、農村回帰の潮流をどうやって農村コミュニティの再生に繋げていくかを述べた本。ケーススタディーを数多く踏んでいる筆者だけあって、学ぶべきポイントを押さえていると思う。2016/11/14

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