内容説明
どこでも、だれでもおかしがちな103の失敗。晩生種ならおそまきしても大丈夫だと思ったが、生長しなかった。接ぎ木後は温度を保って日よけが必要だと聞いたが、過度にしすぎて野菜が腐った。かん水の手間を省くために雨降りに植え付け、病気に悩まされたなど、実際の失敗例を紹介。すぐに役立つ56の一口ヒント。作業別目次と品目別目次。病気、害虫、障害、症状などからひけるさくいん付き。
目次
品種とまきどき
苗の育て方
苗の植付け方
畑の耕し方
施肥
ウネづくり
マルチがけ
水のかけ方(本畑)
温度管理
整枝・摘心・摘葉
農薬利用
土つくり
畑選び
著者等紹介
川崎重治[カワサキシゲハル]
1930年生まれ。1949年佐賀県農事試験場勤務。以来、野菜、イモ類、花、特用作物などの研究に従事。作物の土壌生態と適地性、品種や育種、転換畑の排水技術と施肥や雑草防除などの栽培技術改善について研究。1989年佐賀県を退職後、八江農芸株式会社、国際協力事業団の専門家として中国派遣(4カ月)や大電株式会社、JA川副町に勤務後、1995年生態園芸研究所を設立。土壌微生物や酵素など民間農法を調査研究して現在に至る。その間1990年から2010年まで中国、北京市、吉林省、遼寧省、浙江省、上海市、江蘇省の15都市、県を延べ35回訪問し、技術移転と華北地域、華中地域の野菜栽培などを現地調査(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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