内容説明
「一人でも多くの人が、一粒でも多くの種もみを育て、精魂込めて米を作れば世の中は変わっていく」寒さや害虫にも負けず、まわりの農民に種もみを惜しみなく分け与え、北の大地に米百万石の夢を追った男の生涯。
目次
1 いざ新天地へ
2 島松で鍬をふるう
3 大野の地で稲作を習う
4 島松の地に稲穂が垂れる
5 百万石の夢に向かって
6 トノサマバッタの襲来にも負けず
7 稲作奨励の時代がはじまる
8 久蔵の精神
おわりに 赤毛種から「ゆめぴりか」へ
著者等紹介
川嶋康男[カワシマヤスオ]
ノンフィクション作家。北海道生まれ。『大きな手 大きな愛』(農文協)で第56回産経児童出版文化賞JR賞(準大賞)受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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