内容説明
ふだんの暮らしが自然に備えになっている―それが「がんばらない防災」。阪神・淡路大震災で被災した料理研究家親子が、いま必要な暮らしの備えを台所目線でまとめました。
目次
1 地震!そのときとその後のサバイバル術(地震のとき、まずは逃げるために;震災直後に必要なこととその準備;電気が復旧するまでの食事術 ほか)
2 「台所にあるもの」活用事典(水;缶詰;乾物 ほか)
3 みんなで支える食のライフライン(農村の強さ―頼りにできる関係を日頃から;町の「お店」をみんなで支えよう;「地域」をつくる住民の力と安全のマネジメント)
著者等紹介
坂本廣子[サカモトヒロコ]
「台所は社会の縮図」として、食からの問題解決を目指す社会派料理研究家。教育の立場から幼児期からの五感で学ぶ体感食育「キッズキッチン」を35年にわたって実践する。家庭においては「台所育児」を提唱、NHK教育番組「ひとりでできるもん!」の生みの親でもある。子ども博物館におけるハンズオン教育、ライフセービング教育、介護の食、高齢者のための「炎のない料理法」の普及、米粉の利用普及、食の村おこしなどを行なっている。阪神・淡路大震災に被災し、その体験をもとに「台所からのがんばらない防災」を提唱
坂本佳奈[サカモトカナ]
食文化・料理研究家。台所育児で育つ。姫路工業大学(現兵庫県立大学)工学部卒業。大阪市立大学大学院生活科学部前期博士課程修了。サカモトキッチンスタジオに所属しつつ、世界の家庭食文化の研究を各国を訪ねて行なっている。中でもウイグル料理研究のため、現地に居住し中国語・ウイグル語を習得。子ども博物館のハンズオン教育部門では、サイエンスクッキングのプログラムを作成。1995年の阪神・淡路大震災時は自宅で被災。科学の視点からの防災の食を研究、米粉の推進普及も行なう(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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