内容説明
日本の自然と、日本人の暮らしが守り、育ててきた奇跡の鳥のラストメッセージ。
目次
第1部 画期的な調査方法(すべてのライチョウを捕獲せよ!;なぜ、ライチョウを捕獲するのか;本格的な調査、はじまる)
第2部 高山環境への見事な適応と進化(いつ、何を食べているのか;ライチョウは一年に三回換羽する!;ついに解明された厳冬期の生活;どれだけ生まれ、どれだけ育つか;ライチョウの死亡原因と寿命;明らかになったライチョウの社会;日本列島での進化と絶滅の歴史;日本最小の集団の謎;分散で維持されている分布周辺の集団;ライチョウに忍び寄るさまざまな危機)
第3部 ライチョウは生き残れるか?(ライチョウの保護活動;野生動物の保護とは?;なぜ日本のライチョウは人を恐れないのか?;奇跡の鳥・ライチョウの未来)
著者等紹介
中村浩志[ナカムラヒロシ]
1947年、長野県坂城町生まれ。1969年、信州大学教育学部卒業。1974年、京都大学大学院修士課程修了。1977年、同博士課程単位取得。1980年、信州大学教育学部助手、1986年同助教授、1992年同教授。2012年3月同大学退職。2012年4月から同大学特任教授・名誉教授。専門は鳥類生態学。理学博士。これまでの主な研究は、カワラヒワの生態研究、カッコウの托卵生態と宿主との相互進化に関する研究、ライチョウの生態と進化に関する研究など。日本鳥学会前会長。ライチョウ会議議長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
小梅
サンダーバード@永遠の若者協会・怪鳥
磁石
ヨクト
ふぇるけん