つくってあそぼう
保存食の絵本〈3〉米・麦・豆・いも

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  • サイズ A4判/ページ数 36p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784540111341
  • NDC分類 K596
  • Cコード C8777

内容説明

穀物というのは米や麦、とうもろこしなど主食になる種子作物のことだ。だいじな栄養素であるデンプンをたくさんふくんでいて、手間をかけなくても長く保存できるよ。イネ科の作物が中心だけれど、広くは豆の仲間も穀物だ。おなじようにデンプンが多くて主食になるいも類とともに、人間のいのちを支えるだいじな食料だよ。もともと保存しやすい作物だけれど、人間はさらにいろいろなくふうをしてきたんだ。どんなくふうか、のぞいてみてみよう。

目次

穀物は生きたタネ。保存がきくからこその主食
長く保存するならそのままで。利用を考えて加工
米・麦・豆・いもの保存食いろいろ
残りごはんで干し飯、もみで焼き米をつくろう
お米をはじけさせて、おこしをつくろう
米を粉にひいてみよう
米粉を使って、だんごや桜もちをつくろう
大麦をはったい粉にして、麦落雁をつくろう
あられや、かきもちをつくろう
打ち豆、炒り豆、きな粉をつくろう
干し納豆をつくろう
金山寺みそをつくろう
さつまいもを乾かして、だんごをつくろう
さつまいもから、水あめをつくろう
じゃがいもデンプンで、モチモチもちをつくろう

著者等紹介

こしみずまさみ[コシミズマサミ]
小清水正美。1949年神奈川県生まれ。明治大学農学部農芸化学科卒業。1971年4月に神奈川県職員となり、神奈川県農業総合研究所経営研究部流通技術科で農産物の流通技術・利用加工に関する試験研究を担当。1999年から農業振興課農業専門技術担当(専門項目:農産物利用および食品加工)、2005年から神奈川県農業総合研究所経営情報研究部、2007年からは野菜作物研究部を兼務。2009年3月神奈川県を退職

おかたさとの[オカタサトノ]
岡田里。1976年生まれ。鋼版画家・イラストレーター。絵本に『そだててあそぼう76 ハーブの絵本』(農文協)。その他に食品パッケージや書籍装画、雑誌挿絵など。個展多数。2003年ギャラリーハウスMAYA装画コンペ平川彰(幻冬舎デザイン室室長)審査員賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

訪問者

1
かきもち、あられ、納豆といつたところが、馴染み深いところである。2022/05/28

まきんぼ

1
ゆっるゆるの挿絵のくせに、内容がとってもためになる曲者の本でした(笑)さつまいも飴つくりたいなぁ!2014/09/14

isuzu

1
な、なんてガチな絵本なんだ。白米を粉にして焼き団子を作るとか、大豆からきな粉を作るとか、大麦といもで麦芽水飴を作るとか、優しい言葉で理屈や歴史もあわせて解説しつつご家庭でできる方法を惜しげもなく公開しています。くらくらする。いやあ、いい絵本ですわ。おすすめ。2014/03/27

Hiroki Nishizumi

0
とてもじゃないが子ども向けとは思えない内容。勉強になる。2025/05/10

ワタナベ読書愛

0
2012年刊行。穀物や豆、芋などを使った日本で昔から作られてきた保存食を実際に作ってみる本。子ども向けだが、情報量が多く、巻末には補足説明もあり充実。米の保存方法、加工品が実にたくさんあって驚く。和菓子の材料の米の粉核種を作って、更にだんごや桜餅を作る。全部を実際にやるととても時間も手間もかかることがわかる。お店でものを簡単に、いつでも買えるありがたい時代に生きているとわかる。うち豆などは1つ1つ木槌で叩いてから乾燥させている。手間がかかるけど、ラジオでも聞きながらやってみようか。自分で作れるのが嬉しい。2022/01/16

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