内容説明
地域おこし協力隊、集落支援員(総務省)や田舎で働き隊!(農水省)、大学の地域貢献のさきがけとなった、17年、520人の実績。
目次
第1部 集落再生と若者たち(集落と若者をつなぐ;響き合う、集落と若者たち;ぼくらの「集落再生」)
第2部 「かけ橋」組織の役割―農山村と若者を結ぶ「かけ橋」組織(増加する地域コーディネート組織;農山漁村型コーディネート組織の特徴;地域コーディネート組織が直面する課題と展望 ほか)
第3部 どこにもない学校―「緑のふるさと協力隊」の2010年(1年間、地域に溶け込む活動;17期は54人が45市町村に;山梨・上野原市で事前研修 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
壱萬参仟縁
2
緑化ボランティアの金井久美子さんは、小田切徳美教授の「誇りの空洞化」が限界集落や中山間地域にみられるというのを逆手にとって、都市の若者に「誇りの空洞化」が見られるとしている(16-17ページ)。なるほど、そうなってくると、田舎にこそ、大学のような研究・教育の場が必要だ。すると、廃校舎のリフォームで大学校(市民大学院)への夢が現実化しそうだ。どこかで成功事例をつくればいい。徳野貞雄教授はTPP批判として、農を農業という経済問題に矮小化して論じているので暮らしから乖離していることを嘆き(48ページ左段)同感。2012/11/25
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