シリーズ鳥獣害を考える
イノシシはなぜ田畑に害をあたえるの?

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  • サイズ A4判/ページ数 39p/高さ 29cm
  • 商品コード 9784540102608
  • NDC分類 K615
  • Cコード C8745

目次

イノシシって、どんな動物?(イノシシのからだ;イノシシのなかま;イノシシの一生;イノシシの習性;イノシシの感覚能力;イノシシはかしこい)
イノシシはなぜ害獣とされるの?(人とイノシシのたたかいの歴史;なぜ人の近くでイノシシがふえたの?;生態系に影響をあたえるイノシシ)
こんな被害・あんな被害(農作物の被害;その他の被害)
わたしたちにできることは?(餌づけをしない;イノシシをよせつけない工夫;イノシシに警戒をうながす;人とイノシシの知恵くらべ)

著者等紹介

江口祐輔[エグチユウスケ]
1969年神奈川県生まれ。麻布大学および麻布大学大学院博士課程修了。イノシシの行動研究で博士号取得。農林水産省中国農業試験場研究員、麻布大学講師を経て、近畿中国四国農業研究センター鳥獣害研究チーム主任研究員。イノシシ、ニホンザル、ハクビシン、アナグマなどの野生動物や家畜のブタ、ダチョウ、ヒツジ、その他に動物園動物の行動を研究している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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kinkin

39
鳥獣害を考えるシリーズ②。田畑に害をあたえるというイノシシについてその行動や特徴について詳しく書かれている。イノシシは猪突猛進と呼ばれるが、実は臆病で警戒心がつよい、一方では嗅覚や触覚、動体視力も優れて、記憶力や観察力など、かなり賢い動物のようだ。またイノシシの被害が増える背景である、人間の生活の変化、荒地、放置したままの農作物やゴミがイノシシ出没の要因にもなっているようだ。ウリボウと呼ばれる子供は非常に可愛いが、人がエサを与えることは絶対に止めることも書かれている。日本の農業政策にも問題があるようだ。 2015/03/11

コリー

0
猪年の息子が何だか最近イノシシに関心があるようなので借りてみる。2023/04/20

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