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内容説明
猿と苦闘し猿まわし復活させた村崎義正、猪から山村を守った山口の猟師田熊秋人、熊を追い山脈を伝い信州秋山郷まで渡った阿仁マタギ、野生と共に生きる技と作法を聞く。人と野生が共存する原点がここにある。
目次
一枚の写真から―印旛沼のほとり
仕込み場滞在記―周防猿まわしの会とともに
けもの風土記1―猪
けもの風土記2―山と猪と狩人と
けもの風土記3―熊
宮本常一が撮った写真は語る
阿仁マタギ―国境を越えた狩人たち
著者等紹介
田村善次郎[タムラゼンジロウ]
1934年、福岡県生まれ。1959年東京農業大学大学院農学研究科農業経済学専攻修士課程修了。1980年武蔵野美術大学造形学部教授。武蔵野美術大学名誉教授。文化人類学・民俗学。大学院時代より宮本常一氏の薫陶を受け、国内、海外のさまざまな民俗調査に従事
宮本千晴[ミヤモトチハル]
1937年、宮本常一の長男として大阪府堺市鳳に生まれる。小・中・高校は常一の郷里周防大島で育つ。東京都立大学人文学部人文科学科卒。山岳部に在籍し、卒業後ネパールヒマラヤで探検の世界に目を開かれる。1966年より近畿日本ツーリスト・日本観光文化研究所(観文研)の事務局長兼『あるくみるきく』編集長として、所員の育成・指導に専念。1979年江本嘉伸らと地平線会議設立。1982年観文研を辞して、向後元彦が取り組んでいた「(株)砂漠に緑を」に参加し、サウジアラビア・UAE・パキスタンなどをベースにマングローブについて学び、砂漠海岸での植林技術を開発する。1992年向後らとNGO「マングローブ植林行動計画」(ACTMANG)を設立し、サウジアラビアのマングローブ保護と修復、ベトナムの植林事業等に従事
須藤功[ストウイサオ]
1938年秋田県横手市生まれ。川口市立県陽高校卒。民俗学写真家。1967年より日本観光文化研究所所員となり、全国各地歩き庶民の暮らしや祭り、民俗芸能等の研究、写真撮影に当たる。日本地名研究所より第八回「風土研究賞」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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