目次
研究課題の設定
第1部 貿易自由化交渉の多層化と農産物貿易問題の展開(2国間自由貿易協定における農産物貿易問題の発生と調整;自由貿易協定に対する農業利益団体の見解―アメリカを対象として)
第2部 農産物貿易問題が自由貿易協定交渉に及ぼす影響(自由貿易協定締結交渉における農産物貿易問題の政治経済学的考察;自由貿易協定交渉における農産物貿易問題の影響―米豪自由貿易協定を対象として;農業保護主義が自由貿易協定戦略に与える影響―韓国を対象として)
第3部 重要農産物の市場アクセス拡大がもたらす影響(自由貿易協定締結拡大に伴う輸入関税割当への影響試算―アメリカの牛肉輸入関税割当制度を対象として;ミニマムマーケットアクセス延長措置に伴う影響試算―韓国のコメを対象として)
貿易自由化交渉の多層的展開による農産物貿易問題の調整の成果と限界
付録
著者等紹介
福田竜一[フクダリュウイチ]
博士(農学)。1973年愛知県生まれ。1996年宇都宮大学農学部農業経済学科卒業。農林水産省農業総合研究所(当時)に入所。2003年OECD(経済協力開発機構)農業局。2009年東北大学大学院農学研究科博士後期課程修了。株式会社農林中金総合研究所(官民交流派遣)。専門分野、農業経済学、農産物貿易論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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