内容説明
日本には140種類以上のゲンゴロウのなかまがいます。ヒメゲンゴロウやハイイロゲンゴロウなど、田んぼや学校のプールで見たことがある小さな種類も、ゲンゴロウのなかま。多くはそれよりさらに小さな1センチ以下の小型種です。日本最大種のオオゲンゴロウの暮らしを中心にした、水の中で暮らす甲虫たちの世界。
目次
春、ため池でオオゲンゴロウが動き出す
北方系、南方系のゲンゴロウたち
さまざまな種類のゲンゴロウがいる
ガムシやミズスマシのなかまたち
ゲンゴロウは泳ぎの名人
オスとメスはどこが違うんだろう
空気ボンベを持って潜水
ゲンゴロウは何を食べるんだろう
交尾の季節が始まる
ひよせや田んぼに移動する〔ほか〕
著者等紹介
市川憲平[イチカワノリタカ]
1950年兵庫県生まれ。1948年東京水産大学増殖学科卒業。姫路市立水族館勤務、現在姫路市立水族館長。1991年、タガメの繁殖戦略に関する研究で京都大学理学博士
北添伸夫[キタゾエノブオ]
1956年愛媛県生まれ。新居浜工業高等専門学校工業化学科卒業。環境コンサルタント業務等を経てフリーの写真家として独立。昆虫や植物、顕微鏡、風景、天文などの分野を得意としている。日本写真家協会会員、日本自然科学写真協会評議員、日本写真協会会員、日本鱗翅学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。