内容説明
土壌団粒は、有機物の利用と密接に結びついている。その形成と崩壊のドラマのメカニズムを追跡。地球温暖化ガスを土壌中に封じ込める「土壌への炭素隔離(carbon sequestration)」の可能性や、土壌団粒をいかに維持していくかその土壌管理も提案。
目次
序章 土壌団粒とは
第1章 ミクロとマクロが織りなす土壌団粒の世界
第2章 生物と土壌団粒
第3章 土壌有機物の動態と団粒
第4章 土壌管理と団粒
第5章 地球温暖化問題と土壌団粒
終章 土壌団粒のこれから―持続的農業に向けて
著者等紹介
青山正和[アオヤママサカズ]
弘前大学農学生命科学部教授。博士(農学)。1955年静岡県生まれ。1979年名古屋大学農学部農芸化学科卒業。1982年同大学大学院博士課程退学後、弘前大学農学部助手。講師、助教授を経て、2000年同大学農学生命科学部教授。この間、1990年オーストラリア(アデレード大学)、1996年カナダ(カナダ農務省研究所)、2005年英国(ウォーリック大学)に客員研究員として滞在(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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