目次
第1章 タケノコ栽培の魅力と有利性(低コスト省力!多様化する生産;鮮度を強みに!多様化する流通 ほか)
第2章 生理・生態と栽培のポイント(竹の植物としての特徴;地形で変わるタケノコの発生 ほか)
第3章 新しいタケノコ栽培の実際(中小形で有利に「早出し栽培」;単価で勝負する「高品質栽培」 ほか)
第4章 収穫から販売、加工・料理まで(手際よく収穫・出荷、有利販売;家庭で手軽にタケノコの加工 ほか)
第5章 副産物「伐竹材」の活用(そのまま丸竹・割材として利用;粉砕して堆肥化・飼料化 ほか)
著者等紹介
野中重之[ノナカシゲユキ]
昭和16年、福岡県生まれ。東京農業大学卒業後、福岡県甘木農林事務所、福岡県林業試験場、福岡県森林林業技術センター勤務、平成14年に退職。現在は福岡県特用林産振興会顧問、竹林利活用アドバイザー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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竜王五代の人
2
時期も近いので読んでみる。ほかの農作物と違って、割と粗放的でタケノコ専業ではないからこそ、竹林管理の手間を挟めば掛けたなりの見返りがあることを謳っている。方向性も、高品質・高収量・観光農園の3パターンを取り揃えている。親竹や地下茎の寿命(木と違って十年ほどで枯死して順次新しいものと入れ替わっていく。農業的には最盛期のものが多いよう計画的に伐採していく)とか、タケノコの芽生えは前年の夏に始まる(春に一気に発芽成長しているのではなかった)とかタケの生理が興味深かった。伸びたものを食べる「穂先タケノコ」とは!2021/03/13
えっちゃん
1
毎年、自分ちの竹林でタケノコ堀りはするけど「穂先タケノコ」!!とは… 今年は食べてみよう…。2021/04/17
青海老
1
学生のときは頭に入らなかったが、いざ竹林整備を(バイト以外で)やってみるとみるみる頭に入る。自分に必要な情報だからだろう。趣味も実学やね。タケノコ農家的な情報で、これよりまとまっている「書籍」は他にないが、もっとよくなる。実際に経験したことが無い人には少しわかりずらいが、ゼロの初心者がこれを読むことはないので十分かもしれないけれど、そろそろ体系的にまとまった書籍があってもいいのではないかね小林クン!2019/07/01