著者等紹介
片山健[カタヤマケン]
1940年、東京都武蔵野市に生まれる。武蔵野美術学校商業デザイン学科卒。『きつねにょうぼう』で日本絵本大賞、『タンゲくん』で講談社出版文化賞絵本賞、『でんでんだいこのいのち』で小学館児出版文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ヴェネツィア
241
片山健・作。元になる民話がありそうな気はするが、不明。みずがめさんを主人公にした、死と再生の物語。絵は乱暴に描きなぐったように見えるタッチの水彩画。たくさんの動物たちが登場するが、いずれも小学生の図画といった雰囲気を持っている。子どもたちは、これをどのように受け止めるのか想像しにくいが、私にはなんだか不可解な印象を残す。2025/05/16
ヒラP@ehon.gohon
17
水が美味しく飲めることの有り難さを、改めて考える絵本です。 当たり前のようにしてある水より、甘いジュースの美味しさの方が上かもしれません。 でも、いつかは飽きてしまう味であることには変わりありません。 そして、ジュースは生活に必要な水分補給にはなり得ないのぇす。 涸れて割れてしまった水がめが、動物たちの力で復活できてよかったです。2023/04/02
遠い日
16
本当の味、本当のおいしさに気づくのは、回り道をしてのちの後悔とともに。水瓶さんのおいしい水のありがたさに、やっと気づいた動物たち。飽きない味が最高の水の味。2019/02/27
退院した雨巫女。
15
《本屋》【再読】水ってやはり大事ですね。壺が、壊れて大変だなあ。復活できて、よかったなあ。2022/09/21
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
14
動物たちが飲めば飲むほど湧き出てくる、みずがめさんのおいしい水。ある日、いろみずのみずがめがやってきて、みんなそっちに夢中。飲んでもらえないみずがめさんは、水が枯れて割れてしまいました…。動物たちが直そうとするけれど…。2019/02/15
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