目次
第１編 今、改めて集落営農とは何かを考える―ステップアップのための再確認（なぜ集落営農は必要か；育つ組織、発展する組合とは）
第２編 経営体になる―持続的な担い手になるために（集落営農は「互助組織かつ経営体」でなければならない；大事な収益性の向上―集落営農ならではの課題とポイント；誰にも出番のある集落営農を―こうしてつくる帰属意識と社会性の向上；続く組織であることの大事―継続性の追究も）
第３編 法人化とむらの和を両立させる―その考え方と実務（法人化を“地域の側から”考える；無償の愛に支えられたむらと集落営農の持続的発展へ）
著者等紹介
森本秀樹［モリモトヒデキ］
１９５７年、兵庫県三木市吉川町生まれ。兵庫県立農業大学校技術指導者養成課程を卒業。１９７８年から兵庫県農業改良普及員。西協、三木、篠山、加西農業改良普及センターを経て、現在、兵庫県立農林水産技術総合センター専門技術員。日本農業普及学会理事。集落営農に関する普及活動、研究などに対して、２００１年、日本農業普及学会奨励賞、２００６年、同学会功労賞、また、２００３年に兵庫県普及技術開発賞を受賞。「集落営農」に関する雑誌記事多数を執筆（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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Masaaki Inoue
1
集落営農って、スゲー無責任に話されてませんか？ 「これからは法人化の時代」とか、 「若い人を中心に」とか・・。 オラが村ではそんな感じ、皆さんの地域はどーですか？ 冗談じゃないそんな簡単な筈があるか！と思い、勉強のために読みました。感想：法人化に関わる法律・財務・経理・合意形成などの「サワリ部分」を読みやすくまとめてあります。優良事例集で終わらなかった事も好感。今の私には難しかったですが、「このハードルを越えられん様では法人化の資格無し」って事で・・。2013/04/24
芋煮
0
筆者は兵庫県の農業普及員で、実際に集落へ趣く中で得た知見をもとに現場の視点から集落営農への取り組み方、考え方、将来の地域農業を述べている。各テーマごとに事例を紹介しているためイメージがしやすく、地域の課題や特徴ごとに集落営農を考えるにあたり参考になる本だと感じた。2020/05/26
