内容説明
ふたごのきょうだいのヨーヨーとネーネー。とってもおおきなパンをつくることにしました。
著者等紹介
中谷靖彦[ナカヤヤスヒコ]
1968年富山県生まれ。桑沢デザイン研究所卒業。オランダにてイラストを学び、帰国後、フリーのイラストレーターとして仕事を始める。第25回講談社絵本新人賞受賞。2004年に受賞作『ミーちゃんですョ!』を講談社より刊行(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ヴェネツィア
229
中谷靖彦・作。農文協の「わくわくたべものおはなしえほん」の1冊。双子の兄弟が主人公。パン生地をこねて、ふくらんできたところで、二人の妄想もふくらんで果ては宇宙まで…というお話。想像力を題材にしているのだが、モノがパンだけに「おならのガス」はいかがなものかと思う。宇宙への拡がりは唐突ではあるが、こちらは許容範囲だ。絵はなんとなく、小学生が描いたようなタッチをうまく活かしている。また、各ページにネコがいて、ネコ探しも楽しめる。いないページを設定するところなどの演出も。2025/05/25
かおりんご
38
お腹がすいていると、ついこんな本を手にしてしまう。リズミカルな展開。2015/05/09
たまきら
29
結構奥が深くない?と読みながら宇宙に思いがいきましたよ。イースト菌たちが膨張させる宇宙よ…♡2023/08/03
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
13
タイトルに惹かれました。ビッグバンとビッグパーンをかけてます(笑) 双子のヨーヨーとネーネーは、ふわふわパンを作ることにしました。ふくらんでいくパンの中はどうなっているんだろう?と空想も膨らみます。2023/04/06
けだま
11
何とも想像力豊かな兄弟。パンはどうしてふくらむのかな?と色々考えているうちに、お話は宇宙まで広がる。タイトルはこういうことだったのね。子供には訳が分からないだろうけど、パンが美味しそうなのでいいと思う(笑)低学年向け。4分。2015/05/16