百万石と一百姓―学農村松標左衛門の生涯

百万石と一百姓―学農村松標左衛門の生涯

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  • サイズ A5判/ページ数 601p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784540071089
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C3061

内容説明

江戸時代日本にこんな「百姓」がいた!百姓であり、本草学者であり、薬種園の経営者であり、数々の農書の作者であり、馬療書著述の獣医学者であり、かつ望まれて加賀百万石の農業(産物)振興を担い、藩政への厳しい批判をも恐れなかった不世出の巨人 村松標左衛門の生涯を描いた畢生の評伝。

目次

第1章 能登の豪農 村松家
第2章 本草学への取り組み
第3章 「ホシキ本」に見る学問への情熱
第4章 藩産物方へのかかわり
第5章 見聞録の集大成
第6章 利民の政治を求めて
第7章 馬療書の編さん
第8章 百姓生活の総括
結び

著者等紹介

清水隆久[シミズタカヒサ]
1926年、石川県生まれ。日大卒。公立青年学校教諭、石川県立金沢第一中学校、同金沢泉丘高等学校教諭、石川県教育研究所次長、石川県教育委員会事務局課長補佐、石川県立七尾農業高等学校長、石川県立図書館長、同松任高等学校長、同金沢女子高等学校長などを経て、1986年3月定年退職。石川県議会史・金沢市史両編さん委員歴任。1980年3月、財団法人人文科学研究協会(京大人文研内)より、人文科学賞を受ける。1986年1月、「加賀藩農書の研究」により、京都大学農学博士の学位を受ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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