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内容説明
十数年前からイノシシの群れが、山村の里、白石に出没し悪さをするようになった。畑の野菜はもちろん、田んぼの稲も、リンゴの木さえも倒されて食い荒らされ、車やバイクに体当たりをして攻撃してくるものも出てきた。なぜ、いままで山奥にいたイノシシが、これほど里に出没するようになってしまったのか。人が山奥まで開発したり、杉を里山一面に植えてしまったからなのか?“このままでは、ここで暮らせなくなってしまう…”桂亮たちは危機感を感じて、人とイノシシとの共存ラインを守るために、イノシシ駆除隊を結成し立ち上がった。そしてまもなく、マタギ犬「ゴン」と首に槍が刺さった巨大イノシシ「槍王」との、命をかけた闘いが始まった。
著者等紹介
桑原崇寿[クワバラタカシ]
1941年東京生まれ。愛犬歴58年のドッグライター。元養鯉雑誌編集長。犬に関する数多くの児童書を執筆するとともに、犬のしつけの講師をし、人と犬との健全な関係を訴えている。イラスト・出版業「(有)タックイメージング」経営。さいたま市在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。