内容説明
キノコといえば山で採るもの、スーパーで買うもの、素人がつくるのはとても…と思っていませんか?でも実は家庭菜園よりもはじめやすいのです。庭木の下や軒下など、少しのスペースがあれば原木栽培ができます。自分で育てた原木栽培のキノコは、木の栄養をじっくり吸って、香りも味もこく、ボリュームたっぷり、野生のものにも劣りません。一度食べれば、スーパーに売っている菌床栽培ものがもの足りなくなってしまうことでしょう。本書では、本物の味が楽しめる原木栽培を、家庭栽培向けに豊富なイラストでわかりやすく紹介。新版にあたって、雑菌に弱くこれまで原木栽培が難しかったマイタケ、ヤマブシタケ、マスタケの短木殺菌栽培法を新たに追加し、全一六種解説。
目次
1 自家用なら本もののキノコにこだわろう(こんなに違う姿、味、香り;料理が楽しくなる本もののキノコ ほか)
2 これだけわかればよい栽培の基礎知識(原木も道具もない人が栽培を楽しむには;原木栽培の手順 ほか)
3 実際編 原木栽培(シイタケ;ナメコ ほか)
4 実際編 オガクズ栽培(ブナシメジ;マッシュルーム)
付録
著者等紹介
大貫敬二[オオヌキケイジ]
大正15年、宇都宮市生まれ。昭和23年、東京高等師範学校研究科動物科を病気のため中退。昭和32年、(株)北日本食用菌研究所勤務。昭和37年(有)大貫菌蕈設立。平成14年、死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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