内容説明
本書は、遺伝子組換え作物(GMO)に関する主要国における関連規制や生産・流通の動向およびこれらの背景にある基本理念や消費者意識等、多様な側面からGMOをめぐる国際情勢を分析し、その展望を明らかにすることを課題としたものである。
目次
序章 本書の課題と構成
第1章 アメリカにおける遺伝子組換え作物をめぐる規制・生産・流通の動向
第2章 EUにおける遺伝子組換え作物関連規制の動向―食品・飼料規則制定後の動きを中心に
第3章 オーストラリアの遺伝子組換え作物・食品関連規制の動向と課題
第4章 南米における遺伝子組換え作物の展開―政策、生産、貿易
第5章 中国における遺伝子組換え作物をめぐる規制・生産・流通の動向
第6章 遺伝子組換え体規制をめぐる予防原則とWTOルールの抵触
第7章 イギリスにおける消費者の環境意識と遺伝子組換え食品に対する選択行動
著者等紹介
藤岡典夫[フジオカノリオ]
評価・食料政策部フードシステム研究室長
立川雅司[タチカワマサシ]
企画連絡室主任研究官(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。