内容説明
「無病」なんて高望みはしない。「未病」でＯＫ。「未病」とは病気の一歩手前の状態。「未病」が生活習慣病を防ぐカギになる。東洋医学、西洋医学、日本文化の視点から、既存の健康観へ警鐘を鳴らし、「未病」という新たな健康観、暮らしのあり方を提案する。
目次
１ あなたも“未病医”になろう（なぜ今、未病なのか；自分が自分の未病医になるために；一目でわかる未病のチェックポイント；未病の目指す生き方）
鼎談 未病は自分が参加する新しい空間（未病の時代へ；欠けているもの、見出すべきもの；共に見つめる心と身体；伝統と新たな空間）
２ これだけは知っておきたい東洋医学養生法の大原則（東洋医学でとらえる予防法―呼吸／食事／体を動かす／考える；自分を知るいくつかのポイント；食物養生法の基本―果物／野菜／穀物／肉・魚介類／酒類）
今日から始める養生法実践編
著者等紹介
三浦於菟［ミウラオト］
１９４７年山梨県生まれ。国立東静病院内科勤務を経て、１９８４年より中国・南京中医学院等に留学。現在は東邦大学医療センター大森病院東洋医学科教授。診療の傍ら、東洋医学の普及・啓蒙活動も積極的に行う
福生吉裕［フクオヨシヒロ］
１９４７年三重県生まれ。財団法人博茲会老人病研究所所長。日本医科大学客員教授。１９９０年に日本医科大学第二内科助教授。２００２年日本未病システム学会常任理事。専門は動脈硬化、脳卒中だが、未病医を目指し修業中
波平恵美子［ナミヒラエミコ］
１９４２年福岡県生まれ。お茶の水女子大学文教育学部教授。九州大学在学中より、日本各地で文化人類学の調査を行っている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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