内容説明
心からバラを愛する人のために健やかに育ち、美しい花を咲かせる病気と害虫を防ぐ手引き。40ページ約130枚のカラー写真で症状、被害を紹介。バラのおもな病気14種、害虫12種を網羅。季節ごと・月ごとに発生しやすい病害虫とその防除方法をわかりやすい一覧表で示す。葉、花など部位別に発生しやすい病害虫を図解。診断のポイント、類似症状との見分け方、病原菌や害虫の生態など、詳しくてわかりやすい解説。農薬を使わない防除と、薬剤防除の両方を示す。病害虫ごとの薬剤の種類と使い方一覧も便利。初心者にもわかりやすいよう、防除と農薬利用の基礎の解説と「用語解説」付き。
目次
日本でのバラ栽培と病害虫防除のポイント(日本でのバラ栽培と病害虫の発生;バラ病害虫の発生の特徴;防除のポイントと防除ごよみ)
バラの病気の見分け方・防ぎ方(黒星病;うどんこ病 ほか)
バラの害虫の見分け方・防ぎ方(アブラムシ類;アザミウマ類(スリップス類) ほか)
防除と農薬利用の基礎(防除の考え方;いろいろな耕種的防除法;農薬利用の基礎;農薬散布の注意点;土壌消毒の方法)
著者等紹介
長井雄治[ナガイユウジ]
1930年山口県に生まれる。1961年東京大学農学部農学科卒業後、千葉県農業試験場で主として野菜・花などの病害の生態と防除の研究に従事。1988年定年退職後、千葉県農業大学校、千葉県生涯大学校などの講師。1980年東京大学より農学博士授与。1991~1993年関東東山病害虫研究会長この間、千葉県知事表彰状(1985年)、農業技術功労賞(1986年)、日本植物病理学会賞(1988年)などを受賞。日本植物病理学会会員、関東東山病害虫研究会特別会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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