出版社内容情報
豚コレラの駆逐過程を語った「豚コレラのワクチン開発とその撲滅」や懐かしの植物発育生理学。
目次
第1話 戦後の「新乳牛」論争をめぐって(“新乳牛”の歴史;霜降り肉と日本の食文化)
第2話 黎明期の草地研究(黎明期はいつごろか;青刈り多毛作の研究;牧草の研究―生態学的追究;草地造成の進展;牧草の育種と種子生産)
第3話 豚コレラのワクチン開発とその撲滅(豚コレラとは?;END(エンド)法―豚コレラウイルスの試験管内検査法 ほか)
第4話 昆虫内分泌、研究の回顧―前胸腺刺激ホルモン生物検定系の開発から五〇年(昆虫内分泌研究の意義と小史;神経分泌ならびに前胸腺刺激ホルモン ほか)
第5話 懐かしの植物発育生理学―一植物生理学者の米欧研究遍歴(ただ一人の日本人留学生―アラバマ時代;低温要求型植物に対するジベレリン処理効果の研究―コーネル大学時代 ほか)
著者等紹介
西尾敏彦[ニシオトシヒコ]
1931年長野県生まれ。1955年東京大学農学部卒業。1956年農林省四国農業試験場、以後水稲栽培などの研究に従事。1990年技術会議事務局長を最後に農林水産省を退職。生物系特定産業技術研究推進機構理事、農林水産技術情報協会理事長を経て、日本特産農産物協会理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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