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内容説明
キチン(台所)からアメリカを見る。先住民の食からファーストフード以後まで「アメリカ料理」とは何か、それはどこへ行くのか、に迫る。
目次
第1章 アメリカ大陸「発見」から合衆国の設立まで
第2章 南部プランテーションとフロンティア―一九世紀の南部と西部への膨張と食文化
第3章 新しい食文化の興隆―一九世紀末の科学技術の発展と産業化・都市化がもたらしたもの
第4章 「メルティングポット」の中
第5章 加工食品でつくる手づくりの家庭料理―食品企業と家庭崇拝
第6章 世界の食文化集散地―ポピュラーカルチャーになった食
著者等紹介
本間千枝子[ホンマチエコ]
1933年東京都生まれ。作家。早稲田大学仏文科卒業後、ニューヨーク市クイーンズ・カレッジに学ぶ
有賀夏紀[アルガナツキ]
1944年東京都生まれ。お茶の水女子大学文教育学部卒業、東京大学大学院社会学研究科国際関係論博士課程単位修了、スタンフォード大学大学院修了。埼玉大学教養学部教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
FOTD
10
これも最近、図書館でたくさん借りてきた料理本の1冊。先住民の食事のことから、「シェ・パニーズ」のアリス・ウォーターズの運動、そしてそれに続く新しい動きまで、食文化についての考察が記されている。とても興味深く読んだ。ホットドッグの地域差も面白いものだと思った。 それと、最初の数ページに写真があるが、ベイエリアのDIABLO FOODSもBerekeley Bowl も好きなスーパーなので嬉しかった。2020/06/22
Christena
3
現在のアメリカの食文化ではなく、アメリカ史といった内容。ちょっと期待はずれ。2015/10/15
茶坊主
1
ちょっと前に読んだ「アメリカは食べる」から、引き続き・・。時間を追って整理されているので、「アメリカは食べる」よりはすんなり読めた。 「便利」を追求して、画一化してきた食卓に、「料理の楽しみ」を提案したのが、国民的料理研究家ジュリア・チャイルドだった。 映画「ジュリー&ジュリア」の「ジュリア」。 youtubeで検索したら、当時彼女が出演してた料理番組がアップされてて、びっくり・・。2018/03/23
あいうえ
0
図書館にあったから読んだ。面白かった。今の日本とも共通してんなって話もあった気がする。ある程度時代が進んで、栄養学に基づいたり冷食出てきたりしたあたりが好き。ただ、内容が多いから借りるよりは買って、気になったら読み返せるようにしたほうがいいかも。
かえ
0
図書館2015/05/20