目次
1 昆虫とともに生きる(花の誕生;昆虫にあわせて花の形は変わった;しかけたり、だましたり、盗んだり;はなさない、はなれられない;色や模様で昆虫に自分をアピール)
2 生きる基本のしくみ(種子は春の訪れを感じる(芽生えのシグナル)
根は下に、茎は上にまちがわずに伸びるのはなぜ?
花芽をつくるタイミング
花は葉が変化してできる)
3 アクシデントから身を守るしくみ(昆虫や小動物、細菌を寄せつけないしくみ;ストレスから身を守るしくみ(強すぎる光/低温や乾燥)
花同士の競争
病原菌に感染したら
試練をのりこえ、多様な子孫を残すとき)
著者等紹介
鈴木正彦[スズキマサヒコ]
1948年神奈川県生まれ。1970年東京大学理学部生物学科(植物)卒業、1977年同大学院(博士)終了。理学博士。大学院当時から高等植物の形質転換を研究。その後、三菱化成(現、三菱化学)総合研究所・植物工学研究所にて多くの組換え植物の作成に携わる。1994年青森県に移り、現在、青森県農林水産部理事、農林総合研究センター・グリーンバイオセンター所長
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