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出版社内容情報
鳥獣虫魚から蛇、燕の巣まで多様な食材を食べ尽くす多民族国家・中国の食の全貌と変遷を描く。
内容説明
最近、中国では川菜、潮菜、新派粤菜が大人気!?中国四千年の歴史…なんて悠長にいっていられない。鳥、獣、魚、蛇、虫、何でも食べる大陸のめまぐるしい食の変化を活写する。
目次
序章
第1章 変遷する食文化
第2章 河鮮・海鮮
第3章 天梯から野味まで
第4章 粉・麺・素食
第5章 雑録
著者等紹介
周達生[シュウタッセイ]
1931年、兵庫県生まれ。動物生態学・民族学専攻。国立民族学博物館名誉教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
GEO(ジオ)
2
読了。中国人が好きな食感である「脆」など、中国には食感を表現する言葉が多数あるにも関わらず、日本語にはそういった言葉は少ないことなど、いろいろ面白い話があった。2011/03/31
Hanako
1
食物史に関して触れたものではない。また、筆者も最後に述べているが、テーマを絞ってしまっているので、総体的な中国の食文化の記述ではない。(全部書こうとしたらとても書ききれないというのもあるのだろうけど)とはいえ、中国食文化について本を読むのは初めてだけど結構用語を学べたと思う。このシリーズは筆者のカラーがモロに出てるな〜。少数民族の食文化とかも書いてるのが個人的にはとても嬉しい。中国文化やるには中国語(および、地方語)できないと話にならんなと思った。勉強しよう。 もち性のトウモロコシの話が思わぬ収穫でした。2017/10/17
近藤こたつ
0
年配の偉い方が書かれた文章って感じ。著者の他の著書に書かれたことはあまり触れられていないから、あまり網羅的というか、入門っぽくはない。実体験に即して書かれているからリアリティがある。広州のご飯が美味しいってことはわかった。なんでも食べるとはいうけど、ハクビシンとか食べられるのね…。2021/05/31
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