出版社内容情報
古代から食べられてきたカブは大きさ、形、色など種類はいろいろ。作って葉まで丸ごと味わおう。
内容説明
カブというと、いまでは白くて小さなカブが売られていることが多いよね。でも、漬け物のカブには、日本全国それぞれに、いろんなカブが使われているよ。赤かったり、大きかったり、平べったかったり…。世界をみると飼料用や、黄色や黒っぽいカブなんていうのもあるんだ。人間とのつきあいも古いよ。古代から世界中で食べられてきたカブ。育ててみるともっとおもしろいぞ。
目次
古代から食べられてきた古~い野菜
カブは、いろんな野菜の先祖なのだ!
春の七草にもカブが入っているよ
地方の伝統のカブから、全国共通の小カブへ
大カブ、小カブ、長カブ、赤カブ
まずタネまきの時期と品種を決める(栽培ごよみ)
さあ、カブを育てよう。畑の準備とタネまき
間引きと雑草とりを忘れずに
畑にもっこりカブが太ったら、さあ収穫だ
鉢植えやペットボトルで育ててみよう
割れた!ふたまた!虫だ!病気だ!
スプラウトをつくろう。家の中でも育てよう!
実験だ!観察だ!
いろんな漬け物を漬けてみよう
カブの料理いろいろ
著者等紹介
ひだけんいち[ヒダケンイチ]
1973年京都大学農学部卒業。元・農林水産省野菜・茶業試験場野菜育種部アブラナ科育種研究室長。2000年より静岡大学教育学部技術科教授。試験場では、主にアブラナ科・ナス科野菜の育種研究に従事。この間、国際協力事業団(JICA)の専門家として、海外で野菜育種関係の技術を指導
たけうちつーが[タケウチツーガ]
1957年長野市生まれ。第3回ザ・チョイス年度賞大賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。