内容説明
健康効果で注目の新野菜!機能性から品種、栽培法、食べ方まで、「ヤーコン」の魅力を1冊に。
目次
第1章 魅力がいっぱいの新作物(ヤーコンはこんな作物;健康食材ヤーコンの力―塊根・茎・葉の食品機能性 ほか)
第2章 ヤーコンの生理生態と品種(ヤーコンの分類・起源と来歴;ヤーコンの植物的特性 ほか)
第3章 ヤーコンの経営と産地事例(経営のねらいと導入の注意点;作型と経営指標 ほか)
第4章 ヤーコン栽培の実際(良品多収のポイント;種イモの準備と育苗 ほか)
第5章 料理と加工(異色の食材として大きな可能性;部位にあわせた加工・利用のポイント ほか)
付録
著者等紹介
月橋輝男[ツキハシテルオ]
茨城大学名誉教授。農学博士。1938年新潟県生まれ。1961年茨城大学農学部農学科卒業
中西建夫[ナカニシタテオ]
元農林水産省四国農業試験場作物開発部上席研究官。1943年京都府生まれ。1968年京都大学農学研究科修士課程修了
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感想・レビュー
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kenitirokikuti
7
図書館にて。気分転換に農文協の栽培ものを手にした。ヤーコンはアンデス原産のキクイモの仲間。1984年に、ペルー原産系統がニュージーランドから持ち込まれた。日本の機関で品種改造され、「サラダオトメ(農林1号)」、「アンデスの雪(農林2号)」、「サラダオカメ(農林3号)」の三品種が育成され、農林水産省の認定のもと普及に移されている。その塊茎はデンプンは少なく、フラクトオリゴ糖は多く、生食可能。イモと見るより、ダイコンのような根菜類とした方が実情に近い、とのこと。南米でも野菜扱いではなく、果物だそうな2022/08/31