出版社内容情報
十分な栄養を蓄えた冬の野菜・魚・鳥獣を手間隙かけて料理した郷土を代表するおかずの数々。
内容説明
全国三五〇余地点でお年寄りに聞いた元祖ふるさとの料理、わが家の味。今こそ食べたい、つくりたい、本当の郷土料理と食事の世界がここにある。毎日の献立のヒントに/客人をふるさとの味でもてなすために/地元の素材を活かした学校給食や新しい名産品の開発に/学校での調べ学習に/日本人の食の第一次資料としても貴重。本巻では、きびしい寒さをしのぎ、心躍る春に備える冬のおかずの数々を収めた。
目次
野菜類のおかず(えぞにゅう・によの煮つけ(北海道松前町)
かぶ・赤かぶらの酢のもの(福井県坂井町) ほか)
豆類、豆腐、こんにゃくのおかず(小豆・いとこ煮(富山県平町)
小豆・いとこ汁(三重県鈴鹿市) ほか)
海の幸のおかず(あおやぎ・うでばかのしょうが醤油(千葉県船橋市)
赤貝・赤貝の殻蒸し(島根県松江市) ほか)
川、池、湖、田んぼの幸のおかず(おっとん貝・ごっとん貝の酢味噌あえ(大分県宇佐市)
川えび・えび大根(千葉県八街町) ほか)
肉類のおかず(あなぐま・ずわ(宮城県丸森町)
いのしし・しし肉の炒あたの(奈良県十津川村) ほか)
著者等紹介
奥村彪生[オクムラアヤオ]
1937年和歌山県生まれ。伝承料理研究家。奈良女子大学非常勤講師、国立民族学博物館共同研究員。著書多数
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