内容説明
本書では、日本人に親しまれている鍋もの、汁ものを収めている。
目次
魚と肉の鍋もの、汁もの(あきあじの粕汁(浜中町)
くじな汁(松前町) ほか)
すり身鍋、すり身汁(きじ骨のだんご汁(東和町)
いわしのかまぼこの味噌汁(男鹿市) ほか)
精進鍋、精進汁(けの汁(平舘村)
ずんた汁(東通村) ほか)
だんご汁(だしもち(松前町)
いものおづけばっと(東通村) ほか)
著者等紹介
奥村彪生[オクムラアヤオ]
1937年和歌山県生まれ。伝承料理研究家。奈良女子大学非常勤講師、国立民族学博物館共同研究員。著書多数
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感想・レビュー
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はる
9
図書館本。冬に読もうと思っていた本。熊汁!昔話の『やまんばのにしき』に出てくる熊のすまし汁はこんなのだろうか。ごぼうのささがきがたっぷり入って、熊肉がいっぱい入っている。だがしかし何がびっくりしたって、南国市の皿鉢料理にあわせるぜんざい!皿鉢には、酸いもの、辛いもの、生もの、煮物、揚げ物、デザートみんな載ってOK。羊羹もくず餅も柑橘ゼリーもしあわせ。ぜんざいにピンクのすまき(蒸しかまぼこ)が花のように散っても大丈夫だが、なんとなんと丸ゆでの白身魚が姿のまんま泳いでいるなんて!(吃驚)2016/02/14
あっぱれ
1
フジテレビで20代から60代のすべての世代でキムチ鍋が1位だというので、検証の為借りてみた。 すき焼き、鴨すき、きりたんぽ、しょっつる、どじょうエトセトラ…各都道府県、市町村で昔から食されていた物ばかり。キムチ鍋なんてどこにもないけど。2011/03/10