内容説明
沖縄や九州の地方野菜だったゴーヤーが、ここ数年で大人気。その秘密や、沖縄のゴーヤー料理と九州のにがうり料理のちがいなど、ゴーヤーがさらにおいしくなる話が満載。
目次
いつもの味、昔からのおいしさ
洋食・エスニックで新しいおいしさ
生のゴーヤーをぞんぶんに食べる
ゴーヤーでつくるごはん
おやつとお茶請け、ドリンク類
ゴーヤーのルーツと食文化を探る
家庭菜園とプランターでゴーヤーを育てる
著者等紹介
中山美鈴[ナカヤマミスズ]
食文化研究家。1958年福岡市生まれ。西南学院大学文学部英文学科卒業。ミニコミ誌の編集発行人などを経て、1995年に「食・生活文化研究所エリス」を設立。九州を拠点に、地方文化と人、風土、食についての取材活動とともに、各地に伝わる“ふるさと料理”の聞きとりを続けている
藤清光[トウセイコウ]
福岡市博多区で料理店を営む女性料理人。1950年福岡市生まれ。地域の食材と調理法に興味をもち、実践的研究を続ける。食と健康をテーマにした講演会やテレビ・ラジオなどの料理番組では、博多弁をまじえたユーモアのあるトークと料理実演で人気を集め活躍中。中山美鈴氏とともに“ふるさと料理”の聞きとりを続けている
坂本守章[サカモトモリアキ]
沖縄県農業試験場園芸支場野菜育種研究室室長。1953年石垣市生まれ。1977年琉球大学農学部卒業。1979年高知大学大学院暖地農学科修士課程修了。同年沖縄県農業試験場宮古支場採用。同試験場園芸支場野菜研究室、園芸育種研究室、同研究室主任研究員を経て、1994年より野菜育種研究室室長。1994年から琉球大学教育学部非常勤講師。1994年に「にがうりの品種育成に関する研究」で科学技術長官賞「研究業績」、1995年に「にがうりの品種育成に関する研究」でおきぎんふるさと振興基金賞、2001年に「ニガウリとトウガンの品種育成と遺伝解析」で沖縄研究奨励賞を受賞
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