出版社内容情報
荒れ果てた里山、小川、溜め池、湿地、畦、水田の植生や生き物の生態を見極め、どのような手順で、どのような作業によって復元していくか、そして、いかに多様な生き物を育成していくか、その具体的手法を詳解
内容説明
ここ数年、市民参加による里山の保全活動や自治体による雑木林の回復事業は、全国各地へと広まっている。里山の自然や生きもの、野花などの回復に際し、自然の営みをどのように見据え、どのような方法で修復し利用していくのか。本書は、この命題に応えるべく、著者の実体験をもとに整理したものである。
目次
第1章 里山の自然
第2章 里山へ出かける前に
第3章 里山づくり活動開始宣言
第4章 雑木林の修復
第5章 田んぼの修復
第6章 水辺の修復
第7章 「日本自然学習実践センター」での試み
著者等紹介
養父志乃夫[ヤブシノブ]
1957年大阪市に生まれる。1986年大阪府立大学大学院博士課程修了。農学博士。東京農業大学短期大学部助手、鹿児島大学農学部助教授をへて、現在、和歌山大学システム工学部環境システム学科、大学院システム工学研究科博士課程教授(自然生態環境工学)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。



