出版社内容情報
カキ、ウメなどおなじみの果物から人気のグミ、ブルーベリーまで25種の病気と害虫を、カラー写真とイラストで診断。生育時期別の対策や、病気・害虫の発生生態を踏まえた一歩上いく防除法も解説。プロにも役立つ。
内容説明
著者らは病気と害虫の発生生態と防除法の開発、研究に長年携わり、農家への防除指導を行なってきた。本書はそうした経験をもとに病気と害虫を分担し、果樹の防除ポイントをわかりやすくまとめたものである。
目次
1 ひと目でわかる―病気・害虫診断(アケビ;アンズ ほか)
2 ここが決めて―果樹別防除対策
3 ここが肝心―病気・害虫別発生生態と防除対策(病気別防除対策;害虫別防除対策)
4 上手な防除作業の基礎知識(植物の種類と病原菌、害虫との関係;農薬に頼らない防除の基本;病原菌、害虫の活動を抑える;病気、害虫を抑制する生態的、物理的,生物的防除法;実際の防除作業)
著者等紹介
米山伸吾[ヨネヤマシンゴ]
1931年東京都生まれ。農学博士、樹木医(農林水産大臣認定)千葉大学園芸学部卒業(植物病理学専攻)。1992年まで茨城県園芸試験場主任研究員、環境部長、同県農業試験場主席研究員、病虫部長として植物病害の発生生態と防除法の開発研究に従事。1992年より1994年まで、および2000年に国際協力事業団(JICA)の専門家としてブラジル国に派遣。現在、(財)日本園芸生産研究所非常勤講師
木村裕[キムラユタカ]
1939年大阪府生まれ。大阪府立大学農学部卒業(農業昆虫専攻)1997年まで大阪府立農林技術センター研究員、環境部長として、園芸作物の害虫の発生生態、防除法の開発研究に従事。1997年5月より国際協力事業団(JICA)の専門家としてパラグアイ国に派遣
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